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いまだからJリーグを考える



INSIDE-FUKUOKA(USTREAM)は「福岡の町で頑張っている人たちを、福岡の町に住む私たちが応援しよう」をキャッチフレーズにお送りする福岡発スポーツ情報番組です。毎回、素敵なゲストをお迎えして、アビスパ福岡情報とともにスポーツの魅力をお届けします。本日の配信内容は以下の通りです。

【視聴URL】 http://www.ustream.tv/channel/inside-fukuoka1309
【9月24日放送内容】20:00~
 1.オープニング
 2.週末のスポーツ情報(アビスパ福岡、他)
 3.アビスパ20周年特別企画
   いまだからJリーグを考える

 MC/中倉一志(オフィスイレブン) アシスタント/植村日和(福岡大学放送研究部)

さて本日は、今月の29日にアビスパ福岡株式会社が創業20周年を迎えるにあたり、「いまだからJリーグを考える」と題して、改めて地域とJリーグを考えます。プシュニク監督のインタビュー(VTR収録)を見ながら、視聴者の皆さんといろんなお話ができればと思っておりますので、是非、ご視聴いただければ幸いです。なお、過去に配信した番組につきましてもアーカイブでご覧になれますので、ぜひ、お楽しみください。

※ゲスト、ならびに配信日の変更は、番組視聴ページ、Twitter、FACEBOOK等で告知します。
 Twitter acount @nakakurahitoshi
 FACEBOOK https://www.facebook.com/h.nakakura
※番組へのご要望、お問い合わせ、ゲストの方へのご質問等は、以下のアドレスへメールにてお願いします。
 inside-fukuoka@office-eleven.co.jp


サッカーを超えた戦い(鍋田 亜人夢)


【中倉一志=取材・構成・写真】
内容 練習終了後の個別取材
日時 2014年9月18日(木)
場所 雁の巣球技場

◎鍋田亜人夢選手;
Q:次節の大分戦は九州ダービーです。ダービーについては、どのように思っていらっしゃいますか?
「サッカーを超えた戦い、それがダービーですかね。静岡ではエスパルスとジュビロのダービーがありますが、エスパルスは静岡市に近く、ジュビロは磐田という少し離れたところにあるチームで、地域を代表して戦うようなところがあります。さらにエスパルスとジュビロの場合は、Jリーグが開幕する際に、ヤマハとエスパルスが参入を希望していたところ、エスパルスが市民球団であり、地域に密着したクラブであるという理念を満たしているという理由で、まずはエスパルスのJリーグ加入が認められ、ジュビロは1年遅れたという歴史があるので、よりお互いを意識する部分もあります。その時の順位に関係なくぶつかり合う戦いで、やはりダービーは特別な試合、絶対に負けられない戦いです。会場の空気も違いますし、他の試合とは全く違った重みを感じます」

Q:しかも、大分に勝てば順位がひっくり返る大事な試合でもあります。
「順位がひっくり返ることもそうですが、もっと上に行くための試合として勝たなければいけないと思います。この1戦に集中してやるだけです」

Q:1週間が経ちましたが、チームには大分馴染めましたか?
「やり方については、だんだん分かってきましたし、攻撃に絡む回数も紅白戦では増えてきたので、そういう意味では、合って来ているなとは感じています。それを試合の中で出していければと思います。ファン、サポーターの皆さんの期待は感じますし、それはプロとしてはありがたいことなので、それを力に代えて、アビスパ福岡のために結果を出せればと思っています」

Q:残り11試合になりました。どこが最も重要でしょうか?
「北九州、岡山も含めて、リーグ戦はさらに混戦になってきていますし、どのチームもレベルの差があるとは感じません。ひとつのところの集中、ポジショニング、球際、そういったところで結果が変わってくるという、レベルの拮抗したリーグだと思うので、その辺で神経を集中させて戦えば、チャンスはおおいにありますし、6位よりも上を狙えるチャンスもあると思っています。まずは大分戦で、チームに貢献できる所を見せたいと思います」


今だからこそJリーグを考える

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【中倉一志=取材・文・写真】
最近、Jリーグの原点を改めて考える機会が多い。
Jリーグに所属するクラブがプロサッカークラブである以上、より高い技術、戦術を用い、スポーツエンターテイメントとして、より質の高いものを提供する努力をしなければいけないことは当たり前のことであり、そこに関わる私たちが、チームがより強くなることを望み、勝利という結果を強く求めることは当然のことだ。また、スポーツは夢と感動を与えると言われるが、それは勝利を求めてあらゆる努力を重ね、より高い場所を目指し、すべての力を注いで戦う結果として生まれてくるもの。その姿勢を無くしたスポーツが夢と感動を呼ぶわけはない。

一方、町にサッカー(スポーツ)があれば、プレーする機会も増えていく。そして、観るだけではなく、プレーすることでも我々は様々な物を手に入れることができる。競技者としてプレーする者、趣味の一環としてプレーする者を問わず、技術の向上は人々に達成感を与えてくれる。仲間と一緒に汗を流すのは、この上なく心地よく、体を動かすことの楽しさに加え、プレーを通して生まれる責任感、連帯感、信頼感も教えてくれる。そして何より、年齢差、性別、社会的な地位等々、日常生活の中にある目に見えない壁を簡単に取り去り、あらゆる人たちの心をひとつにしてくれる。

もちろん、プレーすることだけがすべてではない。サッカーに関わることで新たな人たちと出会い、意見を交わし合う機会も増えていく。サッカーというスポーツには正解がないと言われるように「なんでもあり」がサッカーの魅力のひとつ。そこでは様々な意見が飛び交う。誰が正しいわけでも、誰が間違っているわけでもない。ひとつの意見が、違う意見を呼び、そしてまた新たな意見が生まれる。あっという間に過ぎ去る時間。けれど、話が尽きることはない。

そして、そこでは新たなコミュニケーションの場所が生まれる。集まってくるのは、学校に通い始めたばかりの子どもから、既に会社をリタイヤした人まで実に幅広いが、誰もそんなことは気にしない。必要なものは年齢でも、名前でも、地位でもない。お互いが1人の人間として認め合い、リスペクトしあう。その中で、子どもは大人になっていき、大人は子どもを、仲間を愛おしむ心を養なっていく。そしてサッカーは、サッカーがなかったら出会うことさえなかったであろう人たちの心をひとつにしていく。

また、地域の文化や風習を色濃く映し出すサッカーは、単なるスポーツの枠を超えた存在でもある。この町で生まれ、この町で育った人たちにとって、この町のサッカークラブは、自分たちの生まれ故郷そのもの。その名を叫び、そのチームを応援することで、自分が生まれた町、そして育った町を強く意識する。もはや、町のサッカークラブは応援するだけのものではなく自分自身だ。そして、クラブや、サッカーを通して知り合った仲間たちから勇気をもらい、支え合い、それは生きる力にさえなっていく。

それらはスポーツが本来持っている力。けれど、スポーツが体育という名に置き換えられ、軍事教練の一環として学校教育を通して広く国民に伝えられた日本では、いつの間にかスポーツは運動能力が高い限られた人だけのものになり、そして、苦しく厳しい鍛錬に耐え忍ぶことこそが素晴らしいとされてきた。その日本におけるスポーツを本来の姿に戻し、そして広く地域住民のものとして取り戻そう。それがJリーグが生まれることになった原点。それがJリーグの言う「スポーツ文化の振興」だ。

そして、私たちの町にはJリーグがある。掲げる2本の柱は「サッカーの国際競技力の向上」と「スポーツ文化の振興」。それを両輪にして活動していくことを理念としている。その存在はサッカーに関わる人たちだけではなく、この町を元気で幸せな町にする力をも持っている。そのクラブが自分の町にある喜びと、それを担う誇りと責任とは何か。アビスパ福岡が、この町に生まれて20年を迎える今年だからこそ、改めて原点を見つめる必要を感じている。


スポーツ情報誌「INSIDE」第17号 発売のお知らせ

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「福岡の町で頑張っている人たちを、福岡の町に住む私たちが応援しよう」をキャッチフレーズにするスポーツ情報誌「INSIDE」第17号を、レベルファイブスタジアムで発売します。今回も、アビスパ福岡の情報を中心に様々な福岡のスポーツ情報をお届けします。詳細は以下の通り。是非、この機会にお買い求めください。

発売日 6月28日(土)
発売場所 レベルファイブスタジアム
価 格 >350円(24P フルカラー)

【内容】
アビスパ福岡 インタビュー「夢見た場所で(石津大介)」
アビスパ福岡 20周年特別企画「僕たちのAVISPA」
アビスパ福岡 コラム「ピッチの上に未来が見える」
INSIDE COLUMN 新たな場所で/田頭陽子
リトルなでしこの星/杉田妃和
INSIDE EYE Special Olympics スポーツの力で触れ合う心
INSIDE STORY 支える人たち「一番高い場所で輝いてほしい(糸山貴美子)」
ライジング福岡 インタビュー「ストーリーはまだ終わらない(仲西淳)」
ライジング福岡 コラム「逆境からの生還」

【取扱店舗】
■通信販売(バックナンバー有)
http://inside.cart.fc2.com にアクセスして、ご利用ください。
レベルファイブスタジアム売店(ホームゲーム開催時)
■紀伊國屋書店
福岡本店 〒812-0012 福岡市博多区博多駅中央街2-1 博多バスターミナル6F
ゆめタウン博多店 〒812-0055 福岡市東区東浜1-1-1 ゆめタウン博多2F
久留米店 〒839-0865 久留米市新合川1-2-1 ゆめタウン久留米2F
■福岡金文堂書店
本店 〒810-0001 福岡市中央区天神2-9-110
大橋駅店 〒815-0033 福岡市南区大橋1-5-1 西鉄名店街1F
姪浜南店 〒819-0002 福岡市西区内浜1-7-3 ウエストコート姪浜内
■Fanatica
〒816-0053 福岡市博多区東平尾2-12-20-1


目標が、より明確になった(野崎 雅也)

140610_2247 目標が、より明確になった(野崎 雅也)
【中倉一志=取材・構成・写真】
内容 練習終了後の個別取材
日時 2014年6月10日(火)
場所 雁の巣球技場

◎野崎 雅也選手:
Q:千葉戦では、プロになってから初めてのリーグ戦ベンチスタートでした。
「ナビスコカップ、天皇杯でベンチ入りしたことはあるんですけれども、Jリーグのベンチは初めてで、独特な雰囲気があって、スタンドから見ているのとベンチで試合を見るのとでは大きな差があると思いました。そして、ベンチからピッチの中というのは、また大きな差があると思うので、そういうところを一歩ずつ、段階を踏んでいければいいのかなと思います。また、リーグ戦はファン、サポーター、お客さんの応援が熱いので、それによって、選手同士の声が聞こえない独特な雰囲気の中で、自分がどういうプレーをしていかなければ行けないのかを突き詰めないといけないなと感じました」

Q:ありきたりな質問ですが、ベンチは新鮮でしたか?
「そうですね。でも、自分もやることはやっているし、努力はしているつもりなので、やってやれるんじゃないかという気持ちは持っていましたから、あまり緊張することもなかったです。すんなりと雰囲気には溶け込めましたから、自分が出ることになった時は、緊張なくやれるんじゃないかなと思っています」

Q:新鮮というよりも、試合に出たいという気持ちが、より強くなったような感覚ですか?
「はい、そういう気持ちは強くなりましたし、ちょうどいま、W杯が始まる直前ということでいろんな刺激を受けていますし、それに伴っていろんな選手の特集なんかも放送されていますが、そういうところからも刺激を受けていますし、本当にいろんなところから刺激を受けていて、より、やらないといけないなと思っていますし、あのピッチの上でプレーするということが、目標としてより明確になり、より強くなったので、ベンチ入りしたことで、自分が整理できたかなと思います」

Q:ベンチに入ってみて、一番強く印象に残っていることは何ですか?
「やはり、一番は刺激ですね。これまでは、練習をして、試合をスタンドから、あるいは家のTVで見て、また練習をして、またスタンドで見るというサイクルだったんですけれども、今週は練習試合で1点を取ってアピールして、1週間頑張って、次の週にベンチ入りするというサイクルでした。サッカーをプレーして、それを省みて、次の1週間の練習を頑張って、次の試合に活かす。そのサイクルこそが、サッカー選手としての本来あるべきサイクルなのかなと思えたことと、それをやらなければいけないと思えたことが、自分にとっての刺激というか、収穫になった部分だと思います。もちろん、今までも考えてはいましたが、それが明確になりました」

Q:これで満足ということではなく、次はピッチに立つことですね。
「そうですね。毎日やることは変わりませんし、自分は本当にやるだけなので、あとはぶれずに、自分に負けずにやっていければと思っています」

Q:ところで、サッカーの関する動画も、よくご覧になると聞いています。
「好きなんです。そういうのを見たり、戦術を勉強したりするのが。本も読みますよ。将来的には、自分も指導者の道に進みたいと思っているので。まあ、20歳でそういうことを考えるのは早いのかも知れませんが、自分がやる練習でも、監督は、どういう狙いを持ってやっているのかなとか、自分が指導するとしたら、どんなふうに工夫したらいいのだろうとか、指導者目線で考えながら練習するようにしていますし、練習メニューをノートに記録しておくのも、プロに入った時から、ずっと続けています」

Q:将来もそうでしょうが、そういうことを理解して練習に臨むという姿勢は、いまも十分に役に立っているのではないですか?
「そうですね。練習をして、ゲームを見て、自分を省みて、そして考えるということは大事だと思いますし、やっぱり、サッカーを知っている選手が強いと思うので、日々、学びですね。アビスパにも古賀さんや、坂さんのようにベテランの選手がいますけれども、やはり30歳を超えてもやっている選手は自分のスタイルを持っていて、やるべきことをしっかりやっている人たちばかりですし、自分もそうでなければいけないと思っているので、ベテランの人たちから学ばなければいけないと思っています」



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