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【フットボールな日々】次節・徳島戦に向けて

取材・文・写真/中倉一志

 毎週水曜日。それが次節に向けての福岡の戦いの始まりです。午前中は激しくボールを追いかけ、午後はシュート系のトレーニングというのが一般的なメニュー。とことん追い込むのがいつものパターンです。18日も、午前中のメニューは、室内トレーニングと切り替えと動き出しを意識したボール回し、そして、午後は攻守に分かれての戦術練習と、密度の濃いトレーニングが行われました。別メニューながら山口和樹がピッチに姿を現したこともあり、28人全員が揃った雁の巣球技場は、いつも以上の気迫に溢れているように感じました。

 そして、午後の練習で特に力が入れられていたのが守備の部分。試合前日のシミュレーション以外では、ほとんどプレーを止めることがない前田浩二監督ですが、この日は気になることがあるごとにホイッスルを鳴らし、身振り、手振りで細かく指示を与えていました。強調されていたのは、相手との距離と角度。そしてチャレンジ&カバーと、スライドのスピード。何度も、何度も、念押しするように徹底させていました。

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 バクスター監督の影響を受ける前田監督ですが、福岡に初めてバクスター的な物を持ちこんだのは前松田監督(現栃木SC監督)。その守備の特長を、次のように話していたのを思い出します。「現役の時、読売クラブと試合をすると、必死に動き回って、ついていって、くたくたになって、最後は簡単にやられていたのが、バクスター監督の指示通りに守ると、たった1メートル動くだけで、東京Vの選手たちが面白いように守備に引っかかった」。肝は、全員の無駄のないポジショニングと、一糸乱れぬ意思統一にあります。

 その最終形は、自分たちの意図した通りに相手をはめ込んで、そこでボールを奪い去る形。相手がボールを運ぶところが事前に分かっているかのように奪うところに真骨頂があります。いまの福岡の守備は、ボールを追いかけていることが多く、まだまだ、バクスター的な物には遠いのが現実ですが、組織で戦うことを標榜する福岡にとっては、J1で通用するチーム作りのためには欠かせない戦術。ディテールにとことんこだわって身に付けて欲しいと思っています。

 さて、そんな福岡にとって最大の好材料は、古賀正紘のコンディションが上がってきていることです。サッカーでは、守備があっての攻撃であり、攻撃があっての守備でもあり、チームのパフォーマンスは、互いが密接に影響し合った結果です。そのため、どこかに変化が起こると、それが様々な部分に影響を与え、チーム全体のパフォーマンスが大きく変わることがあるのもサッカーの特性。百戦錬磨の経験を持つ古賀が戦列に加わることで、どのような変化が生まれるのか。今から楽しみです。

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