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明日のために -宮崎キャンプ情報-


文・写真/中倉一志

 宮崎キャンプも今日で6日目。「J2優勝、J1昇格」の合言葉のもと、選手たちは、いい準備を重ねています。5日に行われた鹿屋体育大学殿試合も6-1で一蹴。まだまだ課題もあり、チームとしての完成度は高くはありませんが、今はチームを作っている段階であることや、トレーニングの疲労が蓄積していることを考えればまずまず。前田浩二監督は「目座はサッカーを選手たちが意思統一してやろうとしていた。その取り組みを評価したい」と語り、それなりの手応えを感じているようでした。

 このキャンプでの目的は、まずは新しくなったチームのコミュニケーションを図ること。そして、チームが目指す「全員でゴールを目指して、全員でゴールを守るサッカー」を理解することにあります。そのために大事にしているのが、選手間の距離、ボールを受けるときの角度、そしてポジショニング。トレーニング中も、この言葉が盛んに前田監督の口から発せられます。

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 5日に行われた鹿屋体大との練習試合では、まだ、その成果が十分に現れたとは言えませんが、それでも、随所に変化は感じ取れます。最も印象的なのが、無意味なロングボールを蹴らなくなったということ。最終ラインでボールを回しながらボランチへ楔のボールを入れるのが基本で、自陣の低い位置でプレッシャーを受けても、しっかりと三角形を作ってボールを保持し、繋ぎながら前へ出るというシーンが試合を通して見られました。

 変化は攻撃面でも見られました。まずは縦に急がなくなった点。鹿屋体大とのトレーニングマッチでは、前線でボールを受けた選手が、そのまま1人で裏へ抜け出すのではなく、時間を作って後方からの上がりを待つシーンが多く見られました。そして、裏への一発ではなく、何人もの選手が絡んでゴールチャンスを作るという意図が見られたこと。末吉隼也の1点目、そして、坂田大輔の挙げた2点目は、見事な連携から生まれたゴールでした。

 守備面で徹底されていたのは、横へのスライドを素早くすること、互いの距離を適正に保ってブロックにギャップを作らないこと、そして、縦にボールを入れさせないことの3点。チームが目指す、全員で連動して相手をはめこむようなシーンは見られませんでしたが、この部分は引き続き意思統一を図っていくことになると思います。今の時期で大切なことは、課題と収穫を整理し、見つけた課題を修正していくことを丁寧に繰り返していくこと。課題をひとつずつ整理しながら、目指すチームに仕上げてほしいと思っています。

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なお、アビスパの宮崎キャンプ情報は、連日Ustream「INSIDE-FUKUOKA」で配信中です。ぜひ、そちらもご覧下さい。選手のコメント(動画)もご覧になれます。
http://www.ustream.tv/channel/inside-fukuoka
※配信時間は毎日20:30から。過去の放送分もアーカイブでご覧になれます


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