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引いた相手をどう崩すか(中村 北斗)


【中倉一志=取材・構成・写真】
内容:練習後の個別取材
日時:2015年5月10日(土)
場所:雁の巣球技場

◎中村 北斗選手;
Q:負けなしを10試合に伸ばして、少しずつチームは良くなっているように感じます。
「昨日(栃木戦)に関しては、引いた相手に対して、どうやって崩すかというところが課題でしたね。いま、負けなかったり、勝ちながら修正出来ている部分はあると思いますが、そういう課題が岐阜にしても、昨日の栃木にしても、多少見えてきたと思います。上のチームに対しては、相手が出てくる分、そこで走りかったりしてチャンスを作っていることが多く、その流れの中で点を決めて、最後は守りきってという勝ち方が出来ていると思うんですけれどね。そんな中で、昨日の前半の入り方とかは良かったと思うし、クリアにするようなボールもつないだり、相手が蹴ってくるところを自分たちで落ち着かせたり、そういう流れで戦えていたと思うし、サイドチェンジを使って相手を広げたり、連戦のきつい中で、相手をよりきつくさせるような戦い方は、多少は出来ていたと思いますね。ただ、後半の入り方で、自分たちのミスから相手にカウンターを許す場面があって、それで相手に流れが行ってしまい、相手のラインが高くなって、こちらは下げざるを得なくなってしまって、効果的に出て行きながら枚数を増やす攻撃というものが、後半はなかなか上手くいきませんでした。最後は、アウェイで勝点1を取って帰るということを考えながらやっていましたが、前半のような戦い方をしていれば問題はないという感じはありました。ただ、全体的には負けゲームのように見えたかも知れませんね」

Q:前半が終わった段階では、あとはどこで点を取るかだけだと見ていました。
「相手が結構引いていて、クロスを入れても人数が揃っていたので、最後のところで1対1を仕掛けたり、相手を1枚剥がすような動きがないといけなかったですね。群馬戦では、(金森)健志が、結構、仕掛けていたので、それでサイドが空いて、あとはシュートだけでいいという状況が作れていましたが、やはり、誰かが仕掛けないと、なかなかそういう状況が生まれないというのは感じましたね。自分も、もう少し仕掛けたいなというのがあるし、けれど、まだ少し体が重たいなと感じていて、それを早く良くしていかなければいけないというのが自分の課題でもあるし、取り組んでいきたいところでもありますね。ボールを持てるようになって、高い位置でボールをもらえるようなところまでは来ているので、最後のところで、もうちょっと力が使えるようになれば、もう少し簡単に得点シーンが作れると思います。昨日(栃木戦)も、2、3回くらい、自分のところで剥がせればチャンスになるという場面がありましたから。前半のようにボールを回しながら攻めるという時に、最後にサイドが突破したり、1枚剥がしたりすることで、他のところがズレてくると思うので、そういうところは、もっと取り組んでいきたいです」

Q:守備はかなり安定してきていますが、守備面で感じる課題のようなものはありますか?
「チームのバランスが崩れたというよりも、個人のミスでピンチになっていることが多いので、もう少し、チーム全体でミスもあるということも想定してプレーする、ミスをした選手だけのせいにしないで、チームとして対応しなければいけないという感じは、ちょっとしますね。結局、いまは、それが原因でシュートまで行かれたりすることがありますが、ミスをするかも知れないということも考えて、自分自身も含めて、ポジションを取らないといけないと思いますね。大丈夫だろうと思っていたら「あれ?」ということが多いし、失点になっているのは、結構そういうところです。例えば、サイドで人数が足りていて大丈夫だろうと思っていたら大丈夫じゃなくて、剥がされた時に、中は枚数が足りているけれども、最後のところで付き切れずに「誰だ?」という感じで失点したり、崩されたという感じはないのに、そういうところで失点していますよね。チームとしてバラバラになるという感じはないけれど、その選手がミスしたからという感じにもせずに、全員が、ミスがあるかもしれないということを想定して、90分間、常にアラートにポジションを取りながらやらないといけないなと思いますね」

Q:この厳しい5連戦で3勝2分という結果はいい結果だったと思います。何よりも、試合をするたびに良くなっているのが印象的です。
「そうですね。10戦負けなしで、結局は開幕の3連敗だけですからね。まあ、底を見てからのスタートだったし、自分たちも、メチャクチャいいと過信するほどの内容でもないし、何がいいのかということについて、まだハッキリと突き詰められているわけではないと思うので、それが却って、いい方向に行っていると思います。こうやれば負けないだろうというのは、多少はあると思いますが、こういうサッカーをすればいいという確信を持つところまでは、多分、まだいっていないと思います。ですから、そういうところを更に突き詰めながら、蹴ってくるチームに対して、昨日(栃木戦)の前半のように、蹴らずにつないで、効果的に休めたり出来れば、自分たちのペースに持っていけるというのもあるので、自信を持ってつなげばいいと思います。栃木戦では、後半のつなぎのミスから相手のペースになって、そこからつなげなくなってしまいましたが、ミスはみんなでカバーすればいいという感じでやればいいところで、つなぐのを止めてしまうと、昨日のようにリズムを変えることができないままに、30分、40分やってしまって、打ち合いのような感じになってしまいます。まあ、ラスト10分とかに、そうなるのは仕方ないと思うんですけれども、そうなるのが早かったですね。上手くいかないことがあっても、びびらずにやっていけたらと思いますね」

※この記事は、WEBマガジン「football fukuoka」から転載したものです。
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