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福岡でプレーする意味 城後寿の想い

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中倉一志=取材・写真・構成
内容:城後 寿選手 囲み取材
日時:2014年1月6日(月)練習終了後
場所:雁の巣球技場

Q:早い始動になりましたが、コンディションはいかがですか?
「シーズンオフもメニューを渡されていたので、メニューをしっかりとこなしてきました。走ることぐらいしかできなかったですが、今から体を作っていけば十分に間に合うので、開幕戦に照準を合わせてやっていきたいです。まあ、もっと休みたいですけれどね(笑)。でも早ければ早いに越したことはないし、早いと言っても、他のチームと1週間くらいしか変わらないですし。いま体を作ってしまえば、あとあと楽になるので、正月気分は取っ払って、しっかりと練習に取り組みたいと思います」

Q:新しいチームは、去年以上に若い選手が多くなりました。
「そうですね。若い選手ばかりになって、チームの中では自分も上から数えた方が早くなりましたし、僕だったり、神さんだったりは、福岡に長く在籍しているので、若い選手が分からないことがあったら何でも教えてあげないと行けないと思いますし、福岡の良さを伝えられたらと思います」

Q:昨日、城後選手の残留が発表されましたが、どんな決断があったのでしょうか?
「年内には自分の中で決めていたんですけれども、サインしたのが昨日だったので発表が遅くなってしまいました。発表を待っていた方たちもいらっしゃったでしょうし、ファンの方には心配をおかけしたり、もやもやした気持ちにさせてしまって、申し訳ありませんでした。このチームに残った以上、自分の役割と、やらなければいけないことは十分に分かっているつもりなので、それをピッチの上で表現したいと思います・チームは去年以上に若返ったので、今まで以上に自覚と責任を持って、若いチームを、どんどんサポート出来ればいいのかなと思います。残留の理由を、簡単にここで喋ろと言われても難しいのですが、広報ブログにあげてもらったように、厳しい財政状況の中、多くの方たちに助けてもらって、その恩を返さなければいけないと思っていて、何かをプレーで見せられれば、それも恩返しになると思うので、しっかりとプレーで返したいと思います」

Q:今年、どんなプレーを見せて、どのような結果を残したいと思っていますか?
「チームの具体的な目標というのは、まだ監督から発表がありませんし、それは監督が決めることですけれども、僕個人としては、去年、いろんなポジションを経験させてもらいましたが、僕がファンから求められているのは、やっぱりゴールだと思うので、去年よりももっとゴールを決めて、ファンの方々から、もっと愛される選手になりたいです」

Q:昨シーズンが終わって、サポーターからいろんな声が届いたと思いますが、どのように捉えていましたか?
「いろんな意見があったと思いますが、決断をしたのは自分ですし、誰かの意見に従って決めたというのは一切ありません。ですから、ここに残って良かった、いてくれて良かったと思われるプレーをしなければいけませんし、必要なかったなと思われたら、それで自分は終わってしまうと思っています。自分自身もそうですし、チームも今年1年が勝負だと思います。去年、作った土台の上に、いいものを作っていければ、プレーオフ圏内には入れると思うので、まずはそこを狙っていきたいです」

Q:残留を決めて、いまどんな想いですか?
「やはりチームを強くしたいというのがあります。また、去年、1口5000円のキッズパートナーをはじめ、お金の部分で、いろんな方々に、たくさん支援していただきましたが、その感謝の気持ちをピッチの上で表現するのは選手だけにしか出来ないことので、長く在籍している自分だったり、神さんだったりが、何かしらプレーで表現できれば、少しでも恩返しになるかなと思っています。もちろん、J1に上がるのが一番いいと思いますが、簡単に上がれるような世界ではないので、まずは去年よりも上の順位を目指し、その中でプレーオフ圏内に入っていけば望みもあるので、また今日から、いい準備を重ねていければと思います」

Q:プロとして10年目のシーズンです。ここまでを、どのように振り返っていますか?
「自分では、ずっと若いままでいましたが、気が付いたら10年が経っていて、歳を取ったなと感じますね(笑)。でも、まだまだ若い選手には負けられないので、若い選手と切磋琢磨しながら成長していければいいと思います。それに、金森だったり、勇太だったり、石津だったり、福岡出身の選手が活躍することによって、福岡や、チームが盛り上がっていくと思うので、そういう選手たちと、もっと頑張っていきたいと思います」

Q:責任というお話がありましたが、去年の経営危機があり、様々な支援があったなかで、心の持ちようという意味で変化がありましたか?
「もともと責任というのは自分なりに持っていたつもりですけれども、あれ以来、責任はより大きくなったと思っていますし、助けてくれる人がいなかったら、僕たちはピッチにアビスパとして立てなかったと思っています。それは僕だけじゃなく、全選手が責任と感謝の気持ちを持っていると思うので、そういうものを今シーズン、改めてピッチで表現できればと思っています」

Q:経営危機が明らかになった頃、城後選手自身は怪我で試合に出られず、辛い気持ちを持っていたのではないですか?
「何でこういう大事な時にチームの力になれないのかという想いはありました。いまはもう怪我は完治したので、今年は怪我をせずに、1年間、フルで使ってもらえるように準備して、そして多くのファンやサポーター、スポンサーの皆様に恩返ししたいと思います」

Q:今年はクラブが福岡に来てから20年目のシーズンです。
「そうですね。それと自分の10年目が重なったので、何かの縁があるのかも知れませんし、チームにとっても節目の年だし、自分にとっても節目の年なので、何かを残したいという想いがあります。それも残留を決断したひとつの材料でもあるので、チームでも、個人でもいいので、何かを残せるように頑張りたいなと思います」

Q:今年にかける意気込みをサポーターに向けて、お願いします。
「昨年は厳しい経営状態の中、いろんなサポートをしていただきありがとうございました。去年以上の成績を残せるように、個人としても、チームとしても頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」


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