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ホームゲームはいつも大事な試合(プシュニク監督)


【中倉一志=取材・構成・写真】
内容 練習終了後の共同囲み会見
日時 2014年5月9日(金)
場所 雁の巣球技場

◎マリヤン・プシュニク監督;
Q:復調のきっかけを掴んだ直後の富山戦は非常に重要な意味を持つ試合だと思います。監督は、どのように位置づけていらっしゃいますか?
「当たり前ですけれども、ホームゲームはいつも大切な試合です。しかも、ホームゲームで勝てない試合が続いているので、いつも以上に重要な試合だと位置づけています。勝てなかったことに関しては、いろいろな理由があります。北九州戦では悪いプレーに終始してしまいました。大分戦はレフェリーのジャッジがすべてを変えてしまいました。でも、だからと言って、それが勝てなかった原因ではありません。シュート数も少なかったし、クロスやセットプレーの質も、まだまだ低いと言わざるを得ません。
私は少し残念に思っています。私が来てから15か月が経ったのに、まだ対戦相手の勝点がいくつなのか、順位がどうなのか、どういったチームと戦うのかということを知らない選手がいます。試合の分析をし、どのように戦わなければいけないのかという準備もしていますが、それに従わない選手がいます。ただ単にクラブハウスに来て、練習をして、そして帰るということがプロの仕事ではありません。もっと、もっとやらなければいけないことがあります。向上したいという強い気持ちや、サッカーに対する強い関心を持ち、トレーニングはチャンスであるという気持ちで毎日のトレーニングに臨まなければ、向上することはできません。本当のプロ意識が大切だということです」

Q:まだ物足りない部分があることは分かりますが、その一方で、80分以降のゴールが6得点あります。それは粘り強く、やるべきことを続けているから生まれた結果ではないかと思いますが、いかがですか?
「少しずつですけれども、トレーニングでやっていることが出てきているということだと思います。同時に、我々にパワーがついてきたことで最後まで走れるようになった証拠でもあります。また、選手の表情を見ればいろんなことが分かるものですが、岡山戦の後は、みんながっかりしていました。非常によく走り、いろいろなことにトライをし、いくつものチャンスも作りました。それなのに勝てなかったことに対して悔しがっている様子が見て取れました。それは、いい傾向だと私は捉えています。そこも我々が向上した部分だと言えると思います。
でも、まだまだミスが多いですし、チームの決まり事を徹底できていない部分がありますから、そこは、引き続き徹底していかなければなりません。変えなければいけない部分であっても、それを実際に変えるには時間がかかるものですが、それでも、小さなところからコツコツと積み重ねていく必要があります。チームの規律というものは、クラブハウスに来た時から始まるもので、トレーニングの準備の段階から、何を目的に行われているのかをイメージしながらやらなければいけません。トレーニングは週末に行われるゲームの中から、その要素を抽出して行われているものだということを理解しておかなければいけません。体だけではなく、頭の中も整理して、準備して臨むことも大切です」

Q:岡山戦では少し低いラインを設定し、少し構えて戦ったことで、逆に福岡の良さが強調されることになりましたが、これからも、ああいう戦い方を続けていくのでしょうか?
「あの戦い方は岡山戦に限っての戦い方です。最初のところは我々はラインを引いていたかも知れませんが、あの試合では途中から岡山がラインを下げてきました。その例からも分かるように、引いて守っているというのはJ2の多くのチームの戦い方です。岡山も8人で守ってカウンターを狙っていましたし、他のチームも、スタートの布陣は、3-4-2-1、4-4-2、4-5-1といろんなシステムを採用していますが、最終的なところでは最終ラインを5人にして中盤の4人が加わる形や、最終ラインの4人と中盤の5人が一緒になって守るチームが多いのが現実です。J2の中でも5、6チームはアグレッシブないいサッカーをしていますが、ほとんどのチームが守備的な戦いをしています。でも、両チームがディフェンシブな戦いをして、9人と9人で守り合うような守備的な試合を見に来るような人はいないのではないでしょうか?私はサッカーが好きですが、それでも、そのような守備的な試合をチケットを買ってみようとは思いません。我々はアグレッシブなサッカーを志向しています。そして、そのような試合を観客の皆さんは楽しみにしていると思っています」

Q:富山もしっかりとブロックを敷いて、前線の若い選手を中心にカウンターを狙ってくるチームですが、そのようなチームを、どのような封じていこうとお考えでしょうか?
「白崎、苔口、中島は若いと言っても経験がありますし、スピードもある選手です。でも、富山は現在勝点5で21位のチームです。そのチームに対して自信を持って臨めないのなら、一体、どのチームに対して自信が持てると言うのでしょうか?もちろん、彼らの成績だけを見て見くびってはいけません。けれど、富山や、讃岐に対して自信を持って戦えないのであれば、どこと対戦しても戦うことはできないのではないでしょうか」


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