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【bjリーグ第9戦】「辛抱強さ」で手に入れたホーム初勝利

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bjリーグ2011-2012第9戦
ライジング福岡vs.高松ファイブアローズ
日時/11月11日(金)17:00
場所/岡垣サンリーアイ
結果/福岡 86-78 高松

取材・文・写真/中倉一志

「試合前のミーティングで挙げていたことが何ひとつ出来ていない」。9試合目にしてホーム初勝利を挙げたことよりも、ピリッとしない試合内容の方が気になったのか、小川忠晴HC(福岡)の顔に笑顔はなかった。そして、その言葉通り、ライジングにとっては難しい試合になった。特に苦しんだのが第1Q。チームの特徴である攻守の切り替えの早さは影をひそめ、「らしくない」ミスも続いた。高松のミスと、攻め手の少なさに救われた形で16-15で第1Qを終えたが、その内容は決して納得のいくものではなかった。

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 第2Qも流れは停滞したまま。3分を経過しても、高松が2点を加えただけで、およそバスケットボールらしくない展開が続く。「ホームで勝てていないという状況があって、プレッシャーを感じていたというか、オフェンスの入りが重いというか、上手くシェア出来ずに、個で崩してやろうという気持ちが強かった」(小川HC)。そして、いつの間にか高松に5点のリードを許した。

 その窮地を救ったのはゲイリー・ハミルトン。苦しい時間帯にゴール下で体を張ってリバウンドを制し、ゴールを奪い、チームを鼓舞する。この一連のプレーにチームが少しずつ、少しずつ、息を吹き返していく。ベースは辛抱強い守備。どちらかと言うと泥臭さが漂うが、それこそが勝負の原点。思うようにならない展開の中でも、粘り強く、辛抱強く、ゲームを進めて行く。第3Qの20-17というスコアは、そうした地道なプレーの積み重ねによるものと言える。

 そして、ハーフタイムを挟んで、それまで8得点だったケビン・パルマーが爆発する。「自分の中にエネルギーを貯めながら頑張っていけば流れが来ると思っていた。あとは点数を取るだけだった」(ケビン・パルマー)。時に高い個人技を見せてインサイドに切り込んで鮮やかなシュートを決めたかと思えば、アウトサイドからも的確なシュートで得点を重ねて行く。ケビン・パルマーが奪った後半のゴールは28点。その活躍に支えられて着実に得点差を広げたライジングは、最後は危なげなくゲームを終わらせた。

 リバウンド数、スチールの回数で高松の後手を踏み、ターンオーバーが20を数えるなど、ゲーム内容は、むしろ課題が残るものだった。それでも勝利を手に出来たのは、辛抱強く試合を進めて勝負所の攻防で譲らなかったため。ケビン・パルマーの活躍も、そうした地道なプレーの積み重ねの上に生まれたものだ。それは、大分との試合から続く傾向で、攻守に渡ってチーム全員でプレーするという、今シーズンのライジングのスタイルが形になりつつあることを示している。そして今日(11/12)、ライジングは課題を修正して高松との第2戦に臨む。目指すものは、内容、結果ともに満足できるバスケットだ。

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【2011-2012シーズン第9戦 ライジング福岡vs.高松ファイブアローズ】試合後のコメント
 2011年11月11日(金)岡垣サンリーアイ 19:00tip off
 ライジング福岡 86-78 高松ファイブアローズ

◎前田顕蔵HC(高松ファイブアローズ);
Q:試合を振り返って
「我慢強く試合を運ぶことは出来たと思いますが、勝負どころで離されていった要因は、こちらのイージーミスでした。そのイージーミスが、どうしても勝負所で出てしまうのが、うちの弱さだと思います。明日は、とにかく勝負どころでイージーミスを出さないことと、今日はターンオーバーが20もありましたが、チームとしての共通理解ができていないのであれば、そこを修正していきたいと思います」


◎小川忠晴HC(ライジング福岡);
Q:試合を振り返って
「ホームゲーム5戦目にして1勝できました。ただ、支えてくださっている人たちへの恩返しのスタートにすぎないので、また明日、しっかりと戦うだけです。試合は、データを見ると、試合前のミーティングで挙げていたことが何ひとつ出来ていないので、そこを修正して、足下をすくわれないように明日は戦いたいと思います」

Q:立ち上がりは少し流れが悪かったようにも感じました。
「ホームで勝てていないという状況があって、プレッシャーを感じていたというか、オフェンスの入りが重いというか、上手くシェア出来ずに、個で崩してやろうという気持ちが強かったですね。ただ、ディフェンスを頑張ることで段々と流れが来て、そこで点数を取ることができたと思います。前回の大分戦もそうでしたけれど、そういう流れを、40分間の中で、どのくらい僕たちが多く出せるかということが、やはり大事だと思います」

Q:ただ、クウォーターを重ねるごとに内容が良くなっていったようにも思います。
「辛抱する、ディフェンスを頑張ることで、少しずつ良くなっていたと思いますね。アンラッキーな部分もありましたけれど、それもバスケットの中の流れにあることなので、その中で辛抱強くやれていたというのが大きいんじゃないですかね。(これで3連勝ですが)勢いをつけて行きたいですよね。こういう時にひとつ負けると、また連敗というようなことも起こりうるので、こういう時に、どんどん、どんどんと勢いをつけて、チームとしての完成度を上げていかないといけないですね。今はしっかりと戦えているので、明日も、しっかりと戦いたいです」


◎ケビン・パルマー選手(ライジング福岡);
Q:今日のMVPでした。おめでとうございます。
「右から来るパスが非常に良かったので、上手く対応出来たと思います。我々のチームは少しスロースターターのところがあるのですが、いつものように注意深く、そして自分の中にエネルギーを貯めながら頑張っていけば、流れが来ると思っていました。あとは点数を取るだけでした」

Q:これで3連勝です。チームに勢いが付いてきたのではないでしょうか?
「みんなで助け合って、みんなの力を合わせて勝つことができていますし、連勝しているので、自分の調子も上がってきています。けれど、3連勝という結果は、自分個人と言うよりも、チームとして非常にいい状態にあると思います。明日も40分間、みんなで一生懸命にやって、そして勝つことを祈っています」

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