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第19回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 presented by NIKE

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西森彰=文・写真

 j-green堺で、第19回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 presented by NIKEが開催されている。7月26日(土)に32チームで開幕した大会は、今日の決勝戦(12時半キックオフ)、3位決定戦(10時キックオフ)で大会の幕を閉じる。



 初日から、記録的な猛暑が若い選手を襲う。涼しい地域のチームからは「こんなに暑い中でサッカーをしたのは初めて」という悲鳴があがるほど。試合前のウォーミングアップで体調を崩して担ぎ出される選手も出るなど、過酷な環境を敵に回しての戦いとなった。そんな過酷な条件下で4試合を戦い、今日、行われる決勝戦に勝ち残ったのは、浦和レッズレディースJr.ユースと日テレ・メニーナ・セリアス。関東大会決勝の再現ということになる。

 準決勝でこの2チームに敗れて3位決定戦を戦うのも栃木サッカークラブレディースとアルビレックス新潟レディースユースだから、Jリーグクラブ下部組織チームがベスト4の椅子を独占したことになる。「ウチはトップチームとの練習が同じ時間帯。すぐ横のピッチで上尾野辺(めぐみ)、小原(由梨愛)ら代表選手がプレーしていますから、刺激は受けているはずです」と新潟の江橋桂監督。世界で戦う選手がどんな練習をしているのかを見てきた者が、次の日本代表を目指す。こうした好サイクルが出来上がりつつあるのだろう。

 ただ、今大会の結果だけで「この年代でもJクラブ系が強い」と言い切ってしまうのは、やや危険だ。同時期に行われた前年度の大会では、Jクラブ系はベスト4にひとつも入っていない。2008年から2012年までにかけて達成された浦和の5連覇も、決勝戦の対戦相手は2011年の新潟を除くとすべて非Jクラブ系。大会の組み合わせ、世代の巡り合わせひとつで大きく傾向が左右される。

 さて、世代の頂点を決める決勝戦。4試合で25得点無失点の圧勝続きで勝ち上がってきた日テレ優勢とみる向きが強い。確かに、エースナンバーを背負う植木理子を初め「どうやって封じればいいのか」と頭を悩ませる選手が揃っている。しかし、浦和も、神村学園、青崎SC Hanako Clover's、新潟とファイナル進出経験を持つチームが対戦相手に揃っていた。僅差のゲームが続いていることよりも、これを制して勝ち上がってきた勝負強さを評価すべきだ。ちなみに関東大会決勝で対戦した時には、浦和がPK戦を制している。実力は互角といっていいだろう。好ゲームを期待したい。



 なお、この大会の模様は、大会総集編、決勝戦がそれぞれ8月3日にテレビ放映予定。また、ここまでの大会の流れについてはJFAの大会特集ページで振り返ることができる。
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