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【なでしこ短信】継続力

25分、先制点を決めて喜ぶ、湯郷ベル・松岡(右から2人目)
金子悟=文・写真

 「すべての面で完敗だった。」敵将にそう言わしめる内容で、湯郷ベルが1−0で日テレを破る快勝だった。

 プレナスなでしこリーグ・レギューラーシリーズ 第5節。湯郷ベルは敵地・駒沢に乗り込んだ。

 湯郷ベルは、少ないタッチ数でピッチを広く使う攻撃を展開。日テレ得意の局地戦を避け、序盤から優位に試合を進める。今季、大量8名の新加入選手が加わった湯郷ベルだったが、昨年までと同様、基本戦術にブレがないため、新加入選手のプレーにも迷いは感じられない。選手が大量に入れ替わることで脆弱になりかねないチーム力を、攻撃スタイルの継続が救う形となった。

 この湯郷ベルに6年振りに復帰した選手がいる。MF中田麻衣子だ。(写真、下段右) 6年前の退団後から、短大、チャレンジリーグのチームを渡り歩いた。そこでは仕事とサッカーの両立が難しく、自身のプレーに物足りなさも感じていた。今季、再び縁あって湯郷ベルに加入。よりレベルの高いリーグでプレーし、言い訳のできない環境に身を置いてサッカーをする決断をした。

 MF中田を含め、サッカーを続けようと湯郷ベルに集まった8名の新加入選手たち。チーム戦術を熟知した残留した選手とともにチームが一枚岩になれば、目標としていたタイトルに手が届くに違いない。

後半、パスを送る、湯郷ベル・宮間(右) 後半、ボールを競り合う、湯郷ベル・細川(左) 試合前のウォーミングアップ時、先発組の練習を見つめる、湯郷ベル・中田

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