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【フットボールな日々】少しずつ、一歩ずつ

130122_01.jpg 取材・文・写真/中倉一志

 雁の巣球技場では相変わらず激しいトレーニングが続いています。時折激しい雨が降り注ぐ悪天候の中で行われた21日のトレーニングは、実践形式のトレーニングが中心。フィールドの広さを変え、人数を変え、ルールを変えてと、細かな工夫がなされたトレーニングは、ミーティングを含めて約2時間で終了しました。雨の中でのトレーニング取材は、それなりに辛いものがあるのですが、それも感じさせないあっという間の2時間。それも、トレーニングが充実しているからに違いありません。

 初日から徹底されているのは、コミュニケーションを取ること、常に前を意識してプレーすること、少ないタッチでボールを素早く運ぶこと等々。そのために、選手たちは常に動くことが求められ、ボールを起点にして長い距離を走って追い越していくプレーが増えてきたように感じられます。また、連日の激しいトレーニングにも、選手たちの動きは軽快。チームが始動する前から、プシュニク監督の指示に従って取り組んでいたフィジカルトレーニングの成果も表れているようです。

「コンディションは例年よりもいい。監督が気になることがあれば、ゲームや練習を止めて、何回も注意されるが、チームが目指すものや方向性を徹底するという意味や、どういうプレーを求められているのかという点では分かりやすい。監督の指示を受けて、選手たちは、いろいろと感じながらトレーニングに臨んでいるが、目指す方向性という意味では全員が同じ方向を向いている」と話すのは坂田大輔。サポーターが新しいやり方に大きな期待を抱いているように、選手たちも充実感を感じているようです。

 また、今シーズンについて坂田は次のように話してくれました。
「去年、試合に出ていた選手が何人か抜けたが、新しい選手が入ってきて戦力的には埋まっている。けれど、同じことをやっていたのでは、間違いなく去年と同じ成績になる。新しい監督が来て、戦術的には明らかに去年とは違うので、それをいかに開幕までに完成させて結果を出すかということ。そしてJ2優勝云々ではなく、とにかく昇格するために戦う。そのためには、6位以内に入らなければ可能性もないので、まずはそこ」

 そのための基礎固めが今の時期。まずはキャンプが始まるまでに、それをどこまで詰められるかが鍵です。プシュニク監督は話します。「我々が考えなければいけないことは、私がチームに来たのは初めてで、選手も変わって新しいチームとしてスタートしなければならないということ。私のスタイルをはじめ、新しい練習のやり方や、新しいコーチなど、様々な新しいことがある中で、それをチームとしてひとつにまとめなければならない。それを1月末までにやれればと思う」。

 1月末までに、チームがどのように変わっていくのか。引き続き、しっかりと見て行きたいと思っています。


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