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【フットボールな日々】2013必勝祈願

130119_01.jpg 取材・文・写真/中倉一志

 集団の中心はマリヤン・プシュニク監督。その両脇を、三島勇太、中原秀人、金森健志の福岡出身のルーキー3人が固め、その後ろに、チームスタッフ、選手、そしてクラブ職員が続きます。大きな絵馬に書きこまれたスローガンは「一燃蜂起(いちねんほうき)~福岡ヂカラ2013」。表現するのは、福岡を拠点としてサッカーをできる歓びを胸に、全試合、サポーターとともに燃える時間を過ごす1年にして蜂起するという決意。そして、蜂が一斉に巣を発つように、全選手、全スタッフ、全サポーターが一丸となってJ1 へ向けて飛び立ちたいという想いです。

 総勢70人の監督、チームスタッフ、選手、クラブ職員を見つめるのは、筥崎宮の参道に集まった400人を超えるサポーターたち。その熱い視線の先にいるのがプシュニク監督であることは既にご存じの通り。これまでとは、質と内容が全く違う練習メニューや練習方法、そして、ファン、サポーターとの交流の仕方などが、プシュニク監督が、チームに新しい何かをもたらしてくれるのではないかとの期待を抱かせていることは間違いありません。「今度こそ変わってくれるのではないか」。そんな想いが、日に日に大きくなってきていることを強く感じています。

 さて、そのプシュニク監督。必勝祈願を終えて、次のように話してくれました。
「初めての経験ですが、非常にいい経験でした。このような素晴らしい伝統行事のひとつに関われたことを非常にうれしく思います。ここで得た力が必ず我々を助けてくれると信じています。私たちの大きな目標は、いいサッカーをすること、いい結果を得ることです。そして、我々のスタジアムを一杯にしてくれるサポーターの力を期待しています。是非、スタジアムに足を運んでいただいて、我々の素晴らしいサッカー、戦っている姿、アグレッシブなプレーを見てください。期待を裏切らない試合をします」

 その監督の言葉を実現するために、雁の巣球技場では連日激しいトレーニングが続いています。この日も、必勝祈願が終わってから2時間、多くのサポーターが注目する中でハードなトレーニングが行われました。実質上は7日から始動している選手たちは、コンディションも良好。疲れも見せず、全員がアグレッシブにピッチを走り回っていました。
「内容、質ともにハード。けれど非常に内容が濃い。いろんなものを吸収しようという姿勢がチームにあるし、内容も面白いし、いろんなことを学んでいる最中。怪我をせずに、課された練習をしっかりとやっていきたい」
 古賀正紘は充実した表情で話してくれました。

 プシュニク監督の指導力と選手たちの意欲。そして高まる周囲の期待。決して簡単なシーズンではありませんが、だからこそ、今の想いを形にするために、チームはやるべきことを積み重ねています。福岡ヂカラを発揮して実りあるシーズンにしたい。改めて決意した1日でした。


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