INSIDE WEB

 

【ライジング福岡】1/9トレーニング後のコメント

◎金澤篤志HC
Q:2試合とも非常にタフな試合でした。
「前半戦とは言え、順位がかかっていた試合でしたからね。1試合目は、前半戦は良い形で入ったんですけれども、後半に急にガクッと落ちてしまって。もちろん、相手も負けられないという気持ちで福岡に入ってきたというのもありますけれども、自分たちのバスケットを見失っていた部分があって、そこに付け入れられてしまったかなという試合でした」

Q:第2Qの終盤に少しゲームがオープンになってきて、その流れのままに第3Qも行かれてしまったという印象があります。
「自滅ですね。やるべきことははっきりしていたんですけれども、はっきりしていた割には、コート上でぼやけていた。そこを突かれてしまいました。トランジションで何本も速攻から点を取られてしまいましたが、そこはもう、止めなければいけなかったところでしたし、止めていれば、有利な展開を最後まで続けられたかなと思います」

Q:逆に2日目は、立ち上がりは前日の流れを引きずっていたような展開でしたけれども、そこから修正して、よく自分たちの流れを作ったと思います。
「1日目ほどシュートが入っていなかった面があるんですけれども、ディフェンス面で我慢できたので、そこから自分たちのリズムを作れた試合でした。シュートは、どうしても入る時間帯、入らない時間帯があるので、その入らない時間帯が最初に来て、けれどもディフェンスで頑張って最少失点に抑えられた、それが、後半にいい流れができた要因になったと思います」

Q:追い上げてはいましたが、あと一歩というところまで行っては離されるという展開で、見ている側としては、相手に余裕があったようにも思えたんですが、実際は、どのように感じていらっしゃったのでしょうか?
「やはり、前半から第4Qの頭まで、中々、自分たちのリズムに乗れないというのはありました。それは、シュートが入らなかったからですけれども、そこは我慢するしかなかったですね。その中で、後半、石谷選手、徳永選手らが、決めるべきところで決めてくれて、あるいは、ジャスティン・ジョンソン選手が3Pを決めてくれて流れを引き寄せることが出来ました。ひとつのきっかけで、いい形に持っていくことが出来るチームなので、そのきっかけが後半に来たということだったと思います」

Q:確かに、第3Qから第4Qにかけての粘りはすごかったですね。離されかけての徳永選手の3Pだったり、逆転した石谷選手のゴールだったり。 「試合が終わった後にも選手たちに話したんですけれども、やはり、スタッツを残すことは重要で、得点を取る、リバウンドを取る、シュートパーセンテージを上げる、そういうところですね。それにプラスして、スタッツに残らない貢献、たとえば、速攻を相手にやらせないために素早く戻る、スコアさせるためにスクリーンをかけるなどのプレーがあるんですけれども、そういうのが最後に得点に結びついていますし、オフェンスリバウンドについても、結果として取れなかったとしても、加納選手が何度も飛び込んでいくことで相手が速攻を仕掛けづらくなったりしている部分があります。勝利のためには、もちろん、スタッツを残している選手がいるわけですけれども、残してない選手でも、勝利のために貢献している部分は評価すべきだと思っています。
 また、石谷選手、徳永選手、ジャスティン・ジョンソン選手ら控えの選手がプレーしている時間帯でも、主力の選手から『今はいい状態だから、このまま行ってくれ』という発言もあり、自分の成績よりも、チームの成績を優先してくれるという部分が、今年のライジングの強さだと思います。そういう部分があるので、チームが結束できていると思っています。今回のゲームに限らず、プレーオフを含めてチャンピオンシップを目指していくためには、重要なポイントになっているのかなと思います」

Q:宮崎戦といい、今回の2戦目といい、土壇場での強さみたいなものを今年のライジングに感じます。 「まとまって戦えるチームですよね。第1戦はうちが勝たなければいけない試合でしたけれど、逆に第2戦は島根が主導権を握っていて、島根にとっては何としても勝ちたかった試合でしたが、そこを1勝1敗に持ち込むことが出来ました。1月は、島根に続いて、浜松、京都とリーグ戦を戦う上でポイントになる月です。もちろん、全部勝てれば、それに越したことはないんですけれども、先に1勝をされたとしても、1勝1敗に持ち込むというのは最低限必要なのかなと思います。そのうえで勝ち星をひとつでも、ふたつでも重ねていければと思います」

Q:おっしゃったように、次の浜松戦も非常に重要な試合になります。
「そうですね、非常に楽しみです。成長していこう、ステップアップしていこうという部分が、継続して出てきていますが、ライジングの特徴である速い攻撃というのは、まだまだ出ていないという状況があるので、そういったものを出せるように、今週は準備していきたいと思います」

Q:今シーズンは、いい攻撃を出すことを目的にディフェンスを強化されてきましたけれど、島根戦では、今まで作ってきたディフェンスの上に、本来持っている攻撃の速さみたいなものが、上手く組み合わさっているところも見えてきたように思います。
「いいディフェンスをしているので、いかに速い攻撃につなげるかという部分での土台が出来た段階だと思っています。これから、本来やりたいオフェンシブな形に持っていきたいなと思っています。キーになるのはウイングの選手ですね。仲西選手、加納選手、徳永選手、そういった選手がウイングを駆け抜けて、そこへボールを供給できるようになれば、また面白い展開に持っていけるかなと思います。今まであった武器を磨き直せるかなと思います」

◎石谷聡選手
Q:島根戦は、いい意味で見ている側も肩が凝るほど緊迫したいい試合でした。
「お互いに上位にいて、お互いに負けられない、この先を左右する試合でした。その中で、お互いにいいプレーが出て、いい試合になったと思います」

Q:初戦が「えっ?」という負け方だったので、第2戦目は余計に見ていて緊張していました。
「結果が第一なんですけれども、正直に言って、初戦は勝ちゲームだったと思いますし、自分たちが最後の締めをしっかりやらなければいけなかったですね。あのシュート(島根・フリーマン選手の3Pシュート)は、難しいシュートでしたし、決めた相手が素晴らしいと思いますけれども、もっと難しい状況に持って行けたはずですし、そこは僕たちが、もっと突き詰めていかなければいけない部分だと思います。僕はベンチにいましたけれど、若干、受け渡しが遅れたかなと感じました。そこが完璧にできていれば、もっと難しい状況に追い込んでいたと思うし、そういうことを出来るチームが最後まで勝っていけるチームだと思います。ですから、そこは、試合に出ている、出ていないに関係なく、チームとしてやっていかないといけない部分です。ベンチからも、どんどん言わないといけません。それが出来るのが強いチームだと思います。本当にちっちゃいところなんですけれども、そういうところで差がつくのだと思います」

Q:第2戦は、最初にリードをされて、じわじわ追い上げていったわけですけれども、選手のみなさんは、どういう状況だったんですか?
「最初にリードされたからといって焦りはなかったですね。前半で逆転はできませんでしたけれど、我慢して着いて行ったのが後半になって効いてきたと思います。よく我慢できた試合だったと思います。前半は、向こうのガードに決められていましたけれど、それに対するディフェンスをやり続けたことが効いてきて、相手のシュートの確立が下がってきたというのもありました。1試合を通して我慢できた試合でした」

Q:4Qで逆転した石谷選手の得点シーンもそうですけれども、いわゆるスターティングじゃない選手が非常に効いていて、その結果、モノにしたゲームだったようにも思いますが。
「後半に代わって出て、ディフェンスで頑張ってプレッシャーをかけて、そこから流れが来たと思うので、得点した場面は、たまたま自分が空いたからですが、その前にチームに流れを持ってこれたのが起き勝ったと思いますね」

Q:ここまではシーズン前から強化してきたディフェンスが非常に目立っていましたが、島根戦では、本来持っている速い攻撃が出るシーンもありました。両方が上手く融合しつつあるような印象を受けました。
「それはありましたね。1戦目は、島根にファーストブレイクから、結構、点を決められていたので、2試合目の前に、まずは、それを止めようと話し合っていました。ファーストブレイクを止めれば、ハーフコートでは、それほどやられないという自信もありました。相手の速攻を止めて、ハーフコートで守れば、逆に自分たちが速攻を出せるチャンスが増えるということなので、2試合目は、1試合目と比べて、いいディフェンスからの速い攻撃というのが出たんじゃないかと思います」

Q:それと、外からのシュートの確率も上がっているようにも思いますが。
「まだ波はありますけれども、チームとして、いい形でシュートを打つというのを練習でも取り組んでいるし、そういう場面がチームとして作れてきていると思います。それは、すごくいい状態だと思います。後はそこで決めるか、決めないかというところは個人の課題ですが、いい形が作れている分、去年に比べたら確率がいいのかなというのはありますね。ただの1対1から3Pを決めるというのではなく、チームとしてノーマークを作ってのシュートという場面が多く作れています」

Q:次は浜松との対戦です。
「浜松には、以前、大分にいたホワイトが入りましたが、すごくいい選手ですし、以前戦ったときとは変わっていると思いますけれど、僕たちも、いい意味で変わっていると思うし、今度も、いいゲームになるんじゃないかなと思っています。この上位との対戦を、いい形で戦っていくことが大切ですし、プレーオフで当たる可能性がある相手なので、上位陣に対する戦い方というのは重要になると思います。もちろん、ふたつ勝ってオールスターブレイクを迎えたいと思います」

◎徳永林太郎選手
Q:非常にハードな2試合でした。終わってみて島根も強いチームだったという印象が残りますが、2試合を終えて、どのように感じていますか?
「島根には開幕で2連敗していたので、2連勝して対戦成績をタイにしておきたかったんですけれども、それでも、1回も勝てていないでしたから、その相手に対して勝利したということは、プレーオフに向けて、相手に対する勝ち方が分かったという点で、それは良かったことだと思います」

Q:外で試合を見ていると、追い上げているんだけれども、肝心なところでは島根が譲らず、相手が試合をコントロールしていたような印象もありました。コートの中のみなさんは、実際は、どのように感じていたのですか?
「僕たちは後半に向けて、どんどん追い上げていって、最後に第4Q終了のブザーが鳴った時に勝っていればいいという感覚だったので、特に何とも思わなかったですね。ただワンプレー、ワンプレーをストップして、いいオフェンスをして、すぐにまた戻ってと、それだけでした。バスケットには流れがあるから、いい流れが来たときにぐっと詰められると思っていたので、あまり気にしていかったですね。それでも、4Qに逆転したのはいいことですよね」

Q:1日目は何とも言いようがない負け方でしたが、2試合目に向けて、何か工夫したところはあったのでしょうか?
「1日目にトランジションで相手に遅れを取って、何回もファーストブレイクを仕掛けられたので、しっかりと止めるというのは、みんなで意識していました。トランジションのディフェンスで相手を止めて、逆に僕たちがオフェンスでトランジションを速くして、ファーストブレイクを仕掛けるというパターンですね。自分たちのプレーをやろうということでした」

Q:1日目は、中々、速い攻撃を許してもらえなかった印象がありましたが、2日目の第3Qあたりから、ライジングの持ち味である速い攻撃が出るようになりました。 「向こうもファールで止めるしかないシーンが何回かありましたよね。あとは、いいトランジションが出来ているので、パスを速く回して相手にファールをさせないということも必要ですね。そこでプレーを止められてしまうともったいないので、そういった課題も見えた試合でした」

Q:以前もおっしゃっていましたが、試合の中での存在感が試合に出るたびに増しています。島根との試合でも、ポイント、ポイントで相手の攻撃を遅らせていました。
「自分の中でも、自分がいる影響力を意識できるようになりました。慌てずに、落ち着いてプレーできるようになったというか、少し余裕が出てきた部分もあります。僕の役割は、ハッスルプレーで、ディフェンスからリズムを作ることだと思うので、そういう面では、向こうのスピードを少しでも落とせるのなら、いいことだと思います」

Q:力を付けて試合に出て、出ることで経験が積み重なり、そしてそれがまた力になるという、いい循環で来ているように思いますが、実感はありますか?
「いまのところ、平均で10分くらいのプレータイムがあるんですけれども、まずは、今後もコンスタントに試合に出られるようにすることですね。そして、スタッツに表れないプレーも重要ですけれども、やはり出た以上は、得点を決めなければいけません。得点が入ったことでチームに勢いがつくという場面を、いくつも見てきましたから、自分も、やはりポイントも狙うために、シュート確率を上げていきたいですね。サブというのは、少しの時間で、どれだけの影響力を発揮できるのかが勝負だと思うので、そこで決めるか、決めないかで、全然、違いますからね」

Q:得点という意味では、2日目の第3Qでの3ポイント、そして、第4Qの頭でのバスケットカウントを含めての3ポイントプレーは大きかったですね。
「5点くらい話された時の得点でした。そこは、しっかり喰らいついていかなければいけないところでしたし、その直後の島根の24秒バイオレーションで、一気に得点差が縮まりました。本当にワンプレーでバスケットは流れが変わりますから」

Q:実力が拮抗しているチーム同士の試合では、本当に、ひとつのプレーで流れが変わってしまいますね。ひとつのプレーが、ひとつではないというか。
「そうですね。ひとつのプレーだけれども、そのひとつのプレーの中に細かいことがたくさん含まれていて、その積み重ねで、ワンプレーがあるということですよね。ぼくのシュートの前も、入れられて、入れて、また入れられて、入れてと、ずっと喰らいついていって、少し離されても、まだ喰らいついていくから、相手の気持ちも後ろ向きになるというか、そういう影響があったんだと思います」

Q:今年は自分たちの良さを出すためのディフェンスということで、ディフェンス面での強化に力を入れてきましたが、ここへきて、安定しているディフェンスに加え、本来持っている攻撃力が、改めてクローズアップされてきているようにも思います。
「インサイドの2人が、ゴール下ですごいプレーを見せてくれるだけではなく、3ポイントライン付近のアウトサイドからのシュート確率が高いし、それが武器になって、僕たち日本人選手がオープンになって、そして簡単に決めれるという状況があり、本当にチームプレーが出来ている感じがしますね。僕たちが中へドライブすれば、レジーや、ジュリアスが上がってプレーするし、逆にインサイドの2人が中に入って相手のディフェンスが小さくなれば、僕たちがアウトサイドから打つという、いいリズムが出来ています」

Q:前半戦最後の試合は浜松です。また強豪との対戦になりますが。
「ポイントガードに外国人が入って、スピードがあって、3ポイントも、どんどん打ってくるチームですけれども、だからこそディフェンスがキーになると思っています。シュートを打たせない、打たせたとしても、その次のリバウンドが鍵ですね。3ポイントシュートが多いということは、ロングリバウンドが多いということなので、それをうちのものにすれば、ファーストブレイクが絶対に出ると思うんです。ですから、相手のパーセンテージを落として、僕たちはいつもどおりに、速い展開で攻めていけば、十分に勝てる試合だと思います。浜松には外国籍選手が新たに加入したので、以前、対戦したときとは別のチームになっていると思いますが、もう一度、一からのつもりで、HCの指示に従って戦いたいと思います。プレーオフでは必ず当たる相手なので、絶対に勝ちたいです。キーになるのは日本人選手じゃないでしょうか。とにかく、勝って帰ってきます」


Comments

Body

123456789101112131415161718192021222324252627282930 11