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【ライジング福岡】12/5トレーニング後のコメント

121208_01.jpg 取材・文・写真:中倉一志

◎金澤篤志HC;
Q:主力を欠いた中での2連勝。大きな勝利だったと思います。
「おっしゃる通り、主力を欠いての勝利でしたが、普段出ていない選手が良く準備をしてくれたと思いますし、そのエネルギーを持っている選手が、いい仕事をしたというのが、今回の連勝の要因ですね。本当に、それに尽きます。特に徳永選手ですね。それとジュリアス選手も、普段はベンチスタートですが、1試合目は30分プレーして2桁得点、2試合目は40分間戦ってくれて20得点。ディフェンスでも頑張ってくれて、2試合とも、最後に勝ちきりたい場面でビックショットを決めてくれました」

Q:ここまで振り返ると、本当にいろんな形で勝利を収めていて、そこがライジングの強さのようにも感じます。
「このチームには全く同じタイプの選手はいないので、その選手たちが、チームが必要としている時に、チームが必要なプレーを出してくれれば、自ずと違う戦い方が出来ると思っています。いまは、それぞれの選手が、それぞれの武器、それぞれの特長を出すために最大限の準備してくれているので、HCとしては非常にベンチワークがやりやすいです」

Q:2連敗の後の試合でしたから、そういう意味でも、大阪での2連勝は大きな意味があったように思います。
「2連敗した沖縄戦は、自分たちらしさを出して戦おうと臨んで、自分たちらしくないプレーで連敗をしてしまったんですけれども、終わった後に、選手たちが自分たちのやっていることに対して疑問を持たず、むしろ、まだまだ自分たちらしくないんだ、もっと、もっと自分たちらしさを出していこうという話し合いができました。みんなが、沖縄戦は沖縄を意識をしすぎたというのを感じていたので、自分たちらしさを発揮し、さらに、その限界をどうやって越えていくのか、自分たちの限界に挑戦して行こうという話が出来たので、それが連敗から切り替えられた大きな要因だったかなと思っています」

Q:それにしても、何かが変わっていれば違う結果になったかも知れない試合で、しっかりと2連勝。そこにライジングの強さのようなものを感じます。
「オフェンシブなチームなんですけれども、オフェンシブに行くための手段としてディフェンスをやって行こう、ディフェンスが我慢している時間に崩壊しない、そういうディフェンスを、みんなが共通理解を持ってやっているので、我慢できるなという安心感、ここを我慢すれば波が来るぞという感覚が、チームとしてある。それを強く感じますね。おそらく選手たちも、ディフェンスもやっていれば、そう簡単には負けないなという感覚があるのではないでしょうか」

Q:シュートを落としたり、思うように得点が重ねられなくても、相手に大きく引き離されることなく、そして、勝負所を抑えて勝つのも印象に残ります。
「正直に言えば、フリースローもしっかり決めてほしいし、オープンの3ポイントも決めてほしいですし、それがあれば、もっと楽な展開にもなるとも思っています。けれど、長いシーズンで、疲労が少し溜まってくるときに、そこで我慢して守れるというのが今年の強さの一因ですね。これからも疲労が蓄積してシュートが入らないという場面がたくさん出てくると思うので、元気な選手、今回は徳永選手、桝本選手が活躍しましたけれど、高畠選手もいいシューターなので、そうなった時にお手上げということにならないように、今から準備はしておきたいですね。それをやってくれそうな選手たちなので、期待はしています」

Q:さて、次はまた沖縄との対戦です。
「前回戦って、我々との距離感が分かりましたが、それは、何か大技を仕掛けなければ勝てないような大きな距離感ではなかったので、まずは自分たちのやるべきことを発揮し、その精度を高め、今までやってきたものを越えて行くことを考えて戦うつもりです。沖縄は強い相手であることは間違いありませんが、前回の対戦では『沖縄はすごく大きな壁なんだ』と意識してしまって、自分たちで苦しくしてしまったという反省があります。ですから、自分たちのやるべきことをやって、自分たちを越えるということが大事だと思います。その大きな要因になるのは、やはりベンチメンバーですね。徳永、桝本、高畠、誰か1人でも活躍すれば、みんなで引っ張り合うんじゃないかと思っています」

◎ジャステイン ジョンソン選手;
Q:福岡の印象はいかがですか?
「土曜日(12/1)に着いたばかりで、福岡の町のことはまだ分かりませんが、チームメイトは良い人たちばかりですし、福岡の町も良い所だと聞いているので楽しみにしています。シーズン途中でチームに合流することになりましたが、その点については心配はしていませんし、既にもう、良いコミュニケーションが取れています。チームメイトも、HCも良い人ですし、自分がチームに溶け込むことに何の問題もありませんでした。ライジングの試合は、前節の大阪戦を見ましたが、いいチームだという印象です。外国籍選手が2人しか出られない中で厳しい試合だったと思いますが、それでも勝ったことは凄いと思いますし、尊敬できることだと思っています。自分は3ポイントシューが得意ですが、チームが勝つために、ディフェンスも、オフェンスも、あらゆることを精一杯プレーするつもりでいます」

Q:2度目の日本でのプレーになりますが、日本に来ることを決めた理由は何でしょうか?
「ライジングは、良く走って、良く動いて、スピーディで、アップテンポなスタイルだと代理人から聞き、自分に合っているチームだと思いました。また、契約前に、金澤HCも熱心に話してくれました。もちろん、福岡の町がとても良いところだと聞いていたのも理由のひとつです」

Q:ファン、ブースターの皆さんにコメントをいただけますか?
「我々にとっては、ファン、ブースターの皆さんの声援は欠かせません。優勝目指して戦っていきますので、これからも熱い声援をお願いします」

◎徳永林太郎選手;
Q:大阪戦は、いろんな意味でタフなゲームでした。
「でも、誰かが抜けたから難しくなるとは誰も考えていなかったです。チームとして練習しているし、全員が、いつでも試合に出られる準備をしているので、どんな状況になっても、どんな環境であっても、チームでプレーすると全員で言っていました。特に僕は、人一倍強い気持ちで臨みました」

Q:でも、ちょっとしたところが逆になっていれば、違う結果もあったかも知れない試合だったようにも思います。そこで2連勝。大きかったですね。
「確かに内容はタフな戦いでした。でも、チームでも話していたんですけれども、全然負ける気はしなかったです。金澤HCからも言われていたんですけれども、ぶつかり合いになれば、こちらが勝つというのは分かっていましたし、ルーズボールやリバウンドを始め、全ての面で気持ちが上回っていることがプレーしている最中にも分かったので、そこだけは絶対に緩めないという気持ちでプレーしていました」

Q:チームとしての収穫も大きかった試合だったと思います。
「主力選手がいない中、よく勝ちにつなげたと思いますし、そこに新しくジャスティンが加わることで、さらにチームとしてステップアップしいければと思います。それに、まずは沖縄線が目の前に控えているので、そこへ向かって2連勝出来たのは大きいですね。沖縄に2連敗して迎えた試合でしたけれど、しっかりと立て直せたと思います。それはチームが負けても前を向いている証拠だし、2試合を通して、それを強く感じました」

Q:個人としては、どのようにことを意識してプレーしていたんですか?
「練習からそうですけれども、一つひとつの試合に、それぞれの目標を設定して、それを越えるように心がけています。そうすることで自分のステップアップにつながっていくと思いますし、それが続いていけば、もっと、もっと上手くなれると思うので、これからも続けていきたいですね。それと、ベンチスタートの選手は、やはりチームに何かをもたらさないといけないと思うんです。大阪戦では、試合が始まる前に(高畠)佳介と、(桝本)純也を呼んで『俺たちが声を出して、チームを活気づけるようなプレーをしよう』と話したんです。昨シーズンの京都戦でも、(石谷)聡さんと、竹野さんが遠征に行けず、7人で戦って勝った経験がありますが、個人的には、その経験が心強かった面もありました」

Q:大阪戦では、徳永選手がリング下に積極的にアタックしていく姿が印象に残りました。
「外が得意じゃないということではないんですけれど、やはり中から攻めた方がいいし、ファールももらえますから。ファールトラブルを怖がるのではなくて、逆に相手をファールトラブルにさせてやろうという気持ちでアタックしていましたから、そういう意味では、ファールをもらいに行ったプレーは多かったですね。それに、あの時は、相手は自分を止めることが出来ないと思っていたと言うか、トランス状態になっていたので、足はめちゃくちゃ動きましたね(笑)」

Q:さて、次は大事な沖縄戦です。
「鍵は、僕たちライジングのプレーを、どこまで発揮できるかだと思っています。まだ負けていない沖縄ですけれども、『相手は沖縄だ』ということを頭に置いて戦うのではなく、いかに自分のプレーができるかということの方が大事だと思うので、今まで通りにやって沖縄を倒したいですね。ライジングらしく」

Q:前回の対戦を振り返っても、やれない相手ではないという印象があります。 「前回の対戦では、ずっとビハインドのプレーで、あと一歩が行けなかったという感じでした。そういうところは、本当に細かいものが積み重なっての差だと思いますし、その細かいところを自分たちがやれば、沖縄相手と言ってもやれないわけではないし、それはチーム全員が分かっていることだと思います。ただ、これだけ連勝するというのは、チーム力や、勢いや、何かの理由があるはずで、それを上回らないと自分たちは勝てないので、試合が始まった最初から強い気持ちで挑むつもりです。そういう意味では第1Qが一番大事になるんじゃないかと思っています」

Q:ブースターの皆さんも熱心に応援してくれています。
「アウェイにも赤いTシャツを来て応援に来てくれて、凄く目立っていますし、ブースターの応援は僕たちの力になっています。大阪戦はアウェイ感を感じることなくプレーできましたが、アウェイでありながら、アウェイを感じずに自分らしさを出せるというのは凄く大きなことですから、本当に感謝しています。次は沖縄戦ですが、いい準備して、沖縄を倒しましょう」


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