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【bjリーグ第17戦】ライジング会心の勝利 3連勝を飾る!

111210_01.jpg bjリーグ2011-2012第17戦
ライジング福岡vs.横浜ビー・コルセアーズ
日時/12月10日(土)19:00
場所/九電記念体育館
結果/福岡 88-66 横浜

取材・文・写真/中倉一志

 開幕戦以来、約2カ月ぶりに福岡市内で行われたライジング福岡のホームゲーム。bjリーグ1の得点力を誇るライジングと、新規参入チームながら、リーグトップのディフェンス力を持つ横浜ビー・コルセアーズの対戦は、どちらが、その持ち味を発揮するかに注目が集まっていた。そんな中、ライジングは立ち上がりから主導権を握って試合を展開。危なげない戦いぶりで横浜を88-66で下した。「今日はプラン通りの展開。選手たちがゲームプランを忠実に実行してくれたことで、このような結果になった」と、小川忠晴HCは胸を張った。

 何か特別なことをしたわけではない。ライジングが徹底していたのは、堅固なディフェンスをベースにしたファーストブレイクと、インサイドアウトのプレーから、横浜の守備を収縮させておいてアウトサイドからゴールを狙うというもの。それは、これまでにチームとして積み重ねてきた戦い方だった。ケビン・パルマー、仲西淳、竹野明倫らがカットインからスコアを決め、中央で体を張るゲイリー・ハミルトンがインサイドで起点を作る。このライジングの攻撃に横浜のディフェンスがバランスを崩すと、アウトサイドから的確にショットを決めた。特に第2Qの3分過ぎからは、約5分間にわたって横浜に得点を許さずに着々と加点。前半を終えた時点で20点差をつけて、ほぼ試合を決定づけた。

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 第3Qに入って、横浜に9連続ポイントを許すなどリズムを失いかけた時間帯もあったが、竹野の3ポイントシュートや、3本のスチールなどでリズムを取り戻し、再び20点差へ。ここからは横浜にリズムを与えることはなかった。

 そして第4Qは、bjリーグデビュー戦となったジャメイン・ディアマンのワンマンショーだった。この日は第2Qから出場し、前半はチームに溶け込むのに苦労している様子も窺えたが、第4Qに入ると見違えるようなプレーを披露。14ポイントを挙げただけではなく、リバウンドも5つ獲得するなど、攻守の起点となってMVPを獲得する活躍を見せた。「いろいろと溜まっていたものがあったが、それを全て出せて良かったと思う」とはディアマンの弁。小川HCも「いろんなバリエーションがつけられるという意味で、正直、楽しみ」とディアマンのプレーに合格点を出した。

 攻撃と守備力のぶつかり合いと見られた試合だったが、試合を終えて改めて印象付けられたのは、攻撃に破壊力を見せるライジングも、そのペースには安定した守備力があるということだった。小川HCが選手たちに徹底しているのも、「まずは守備を頑張ってリバウンドを奪ってからの1歩目、2歩目を速くする」ということ。リーグ1の得点力は、いい守備力があるからこそ生まれていると言える。シーズン前に「リーグ戦の勝負どころは歳が明けてから」と語っていた小川監督だが、戦いを重ねる中で、ライジングは着々と自分たちの戦い方の成熟度を上げてきているようだ。

 そして敗れた横浜。「福岡は素晴らしいゲームをして、アグレッシブにプレーをして、我々のやりたいことを抑えられてしまい、それでリズムを崩した」とレジ―・ゲーリーHCが語ったように、ライジングに自分たちの持ち味を消されてしまったことで、本来の持ち味を発揮できずに終わった。振り返ってみれば、リズムを取り戻すきっかけはいくつかあったようにも思われるが、その都度、ミスやファールで自らリズムを崩していった印象が残る。そういう意味では、第3Qで連続9得点を挙げた後の試合運びに悔いが残るが、リーグトップの守備力を結果につなげるためには、プレー全体の精度を高める必要がありそうだ。

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レジ―・ゲーリーHC(横浜)記者会見コメント
小川忠晴HC(福岡)記者会見コメント
試合終了後の各選手コメント


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