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【フットボールな日々】いま改めて思うこと

120821_01.jpg 取材・文・写真/中倉一志

 非常に辛く、悔しい敗戦でした。城後寿が1点を返した時に、久しぶりに記者席で大声を挙げてガッツポーズをしてしまいましたが、それほど力の入る、絶対に勝たなければいけなかった試合でした。勝負には勝ちもあれば、負けも引き分けもあり、どんな時でも、それを受け止めた上で次へ進まなければいけませんが、昨日の試合は、そういう問題を越えてしまったと感じています。クラブの問題として考え、手を打たなければ、行くところまでいく。そういう危機感を感じています。

 第27節・岐阜戦で連敗を4で止めはしましたが、その後2連敗。23節から続く7試合で20失点を喫して6敗。結果もさることながら、その失点の多さ、失点の仕方は、J2全体の傾向、個々の能力、戦術云々の問題を越えて、あり得ない状況にあります。古賀正紘がいつも口にするように、失点シーンのひとつ、ひとつの局面には理由はありますが、それ以前の問題として、何故、そういう状況が続いているのか、しかもそれが、何故、まったく改善されないのか、そこに本当の問題があります。

 こういう結果が出ている以上、トレーニングの内容を工夫することは必要です。ただし、雁の巣球技場での空気が試合に全くリンクしていないのも今シーズンの福岡の大きな問題点。以前のブログでも書きましたが、トレーニング云々以前に、チームとしてのありよう、ひいてはクラブとしてのありようの問題が、あり得ない状況を産んでいると判断すべきだと私は考えています。それは多分、チームの力に直接関係がないように見える部分。注意深くチェックしなければ見逃してしまいがちな部分。けれど、絶対に譲れない部分です。

 直面している問題の解決を現場だけに委ねるのであれば、おそらく、問題は解決しないように思います。クラブとチームは並行して存在している組織ではなく、チームは、あくまでもクラブの管下にある組織のひとつ。そこで起こった問題を現場が解決に努めるのは当然のことですが、現状をどのように捉え、どのような手を打つのかを、クラブとして明確にする必要性を感じています。手段ありきではなく、チームのありよう、クラブのありようの問題点を、クラブとしてどのように判断し、どのような意思表示をするのか。まずは、それが求められているように思います。

 どんなことでもそうですが、起こっていることをリセットするわけにはいきません。昇格云々という問題を越えて、クラブ史上最悪と言ってもいい状況を、クラブとして乗り越えなければいけません。それをせずに、目先だけを変えても、結局のところ、同じことが繰り返されるに過ぎません。いま必要なことは、クラブの力を総動員して、問題に真正面からぶつかること。そして、それを見える形で示すことだと思います。明けない夜はありません。それを支えようとしている多くの人たちもいます。強い意志を示して欲しいと願っています。


Comments
 
久しぶりにこちらへコメントします。

今のアビスパを見るにつけ、何のためにキャンプをやってきたのか、何のために練習してきているのかと憤慨してしまいます。

私だけかもしれませんが、こうなってしまったら落ちるとこまで落ちてしまったほうがいいのかなと思ってしまいます。
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