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【フットボールな日々】前田監督解任に思う

取材・文・写真/中倉一志

 既にご存知の通り、前田浩二監督が10月28日付で契約解除になりました。ここまでの結果は、前田監督の能力云々と言うよりも、プロ監督1年目という経験の少なさによるものだと思っていますが、勝負の世界である以上、こういう結論が待っているのは仕方のないこと。前田監督の心の中には様々な想いがあると思いますが、ひとつの結果として受け入れてくれていると思います。この経験を糧にして、またどこかで、違った姿の前田監督と会いたい、今はそう思っています。

 しかしながら、前田監督を解任したからといって、クラブが直面している問題が解決するわけではありません。監督交代はチーム立て直しのためのひとつの手段にしかすぎず、根底に横たわっている本当の問題に手を付けなければ、延々と同じ状況が繰り返されるだけ。それは、アビスパのこれまでの歴史が物語っていることであり、アビスパが福岡に誕生して以来、クラブを外から見てきた経験を持つ現フロント陣なら、痛いほど分かっていることだと思います。

 現在、レベルファイブスタジアムに漂う閉塞感の要因に、成績不振があることは間違いありません。しかし、成績不振を含めて、あらゆる面でクラブ史上最悪と呼べる状況を生み出し、長くレベルファイブスタジアムに通う人たちの間にさえ、クラブに対する不信感のようなものが芽生えているのは、クラブとして何がしたいのか、どの方向へ向かっていこうとしているのかが見えていないことにあります。それこそが、成績不振を含めたすべての要因であると私は思っています。

 まず、しなければいけないことは、今シーズン、クラブとして何をやろうとしたのか、そのためにどういう目標を設定し、どういう行動を起こしたのか、そして、どこに問題があって現在のような状況を生み出してしまったのか、それらを客観的に整理することだと思っています。結果ありきの議論や、自己肯定や戦犯探しは物事の本質を見えなくするだけ。責任論云々の前に、まずは現実を直視することから始めることだと思っています。
 その上で、改めて、アビスパというクラブが福岡にある存在意義を見つめ直し、クラブとしてどうあるべきかを整理すること。その結果として、様々な責任問題を含め、クラブとして何を行動に移さなければならないかが明確になるはずです。

 いま、アビスパは創設以来最大の危機に直面しています。けれど、それに手を付けられるのは、クラブの中にいる人たちだけです。アビスパを誇りあるクラブにしたいと思っている多くの人たちのために、是非、真正面から問題に取り組んでほしい。いま切に願っています。


【bjリーグ2012-2013 第4戦】見えてきた自分たちの形

121027_03.jpg bjリーグ2012-2013第4戦
ライジング福岡vs.浜松・東三河フェニックス
日時/10月21日(土)14:00
場所/九電記念体育館
結果/福岡 106-96 浜松

取材・文・写真/中倉一志

 全52試合のレギュラーシーズンと、その後に続くプレイオフ。長いbjリーグを勝ち抜くためには、日々の結果に一喜一憂することなく、自分たちがやるべきことを、どんな時でも貫き通せるか否かで最終的な勝敗が分かれる。しかしながら、やはり連敗は禁物。そういう意味では、3連敗というシーズンスタートになったライジング福岡にとって、この日の浜松との対戦は、いつも以上にプレッシャーがかかってもおかしくないものだった。しかし、選手たちに動揺はなかった。竹野明倫は話す。
「最後の大事なところで詰め切れずに勝ち試合を落としたのは痛いが、シチュエーション的には完全に勝っていた試合で、トータルで自分たちの方がいいバスケットができていたので、負けを引きずることはなかった」
 その言葉通り、軽快なリズムでバスケットをするライジングは、立ち上がりから試合の主導権を握った。

 この日のライジングのテーマは、前日に浜松に許した23のオフェンスリバウンドをいかに抑えるのかということ。結果から言えば、第1Qのオフェンスリバウンドはライジングの5に対して浜松の1、ディフェンスリバウンドでも福岡の11に対して浜松の3と圧倒。攻めても、全員がアグレッシブにリングにアタックして、面白いようにインサイドからの得点を重ねていく。この立ち上がりの出来が試合の大勢を決めた。浜松もアウトサイドからの得点を重ねて粘り強く試合を進めていくものの、14-14の局面からライジングが連続8得点を重ねて一気に浜松を突き放して、第1Qを28-20で終了。そして、第2Qは3本の3ポイントシュートを含め、第2Qだけで11ポイントを挙げたジョシュ・ペッパーズがチームを牽引。コツコツとポイントを重ねて差を詰めようとする浜松を突き放していく。

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 もちろん、浜松もなす術もなく戦っていたわけではない。第2Qまではインサイドに入ることが出来ずにアウトサイドからのシュートに終始していたが、第3Qになると積極的にインサイドからも仕掛けるようになり、それに伴いライジングのファールが増えていく。そして、第3Qだけなら20-23と福岡を上回った。しかし、ライジングは落ち着きを失わない。しっかりと仲間でボールをシェアし、派手なことはせずに確実に試合を進め、詰め寄られそうになるとポイントを重ねて、浜松の追随を許さない。その傾向は、ともに激しく攻め合う展開になった第4Qに入っても変わらなかった。終わってみれば、ライジングは今シーズン初の100得点以上を叩きだして危なげなく勝利。ブースターが待ち望んでいた今シーズン初勝利を、ホームゲーム2戦目で手にした。

 この日、29得点を記録してMVPに輝いたジョシュ・ペッパーズは次のように試合を振り返る。
「開幕3連敗という難しい状況で迎えたホーム2戦目だったが、ライジングには良いプレーヤーがいるので、ひとつになってプレーすることを意識していた。その結果、みんなが協力してプレーできたことが大きな勝因。課題をしっかりと修正できたことが良かった。ボールをみんなでシェア出来たことで、全員の動きが良くなり、1人、1人の得点が上がり、その結果の100点ゲームだった」
 その言葉通り、課題とされていたオフェンスリバウンドで浜松を大きく上回ったことが大きな勝因のひとつ。そして何より、6人が二桁得点を記録したように、全員バスケットで勝利を手に入れたことが大きい。4戦を過ごして、ライジングは、いよいよ本来のポテンシャルを発揮し始めた。

 そして第3節(10/27、28)、ライジングはアウェイに乗り込んで京都ハンナリ―ズと対戦する。京都は開幕戦で戦った島根同様、ハーフコートオフェンスを中心とした、ゆったりとしたリズムで戦うチーム。そのリズムに飲み込まれることなく、ライジング本来のアップテンポなバスケットを展開できるか否かが鍵になる。ジョシュ・ペッパーズは話す。
「京都は良いチーム。タフなゲームになることは間違いない。京都は4連敗中だが、そこから抜け出すために必死で戦ってくるはず。自分たちは、それ以上の気持ちを持って戦わなければいけない。今日と対策をし、自分たちの良さを出し、そして必ず勝ちに行く」
 当面の目標は、まずは成績を5割に戻すこと。ライジングは連勝を目指して戦いに臨む。

bjリーグ ライジング福岡 10/23トレーニング後のHC、選手コメント


【bjリーグ ライジング福岡】10/23トレーニング後のHC、選手コメント

bjリーグ2011-2012 第4戦
ライジング福岡 106-96 浜松・東三河フェニックス
2012年10月22日(日)九電記念体育館 14:00 tip off

◎金澤篤志HC;

「2連敗した島根戦から修正したところは、スペーシングをしっかりと取るということ。能力のある選手が多いので、ワンオンワンやツーメンゲームのところで、単純にやりやすくしようという意図でした。本当の基本のところですね。そこを意識して浜松戦には臨みました。その結果、ファーストブレイク自体は、まだまだ増えてはいないんですけれども、攻撃回数は島根戦と比べると増えています。攻撃回数が増えたのには、島根がハーフコートオフェンスのスローなテンポのチームである一方、浜松はライジングと同じようにテンポの速いチームというのもありましたが、攻撃回数を増やすために、トランジションで入って、セカンダリーブレイクでという形でやった成果だと思っています。
 2試合目に向けて意識した点は、初戦は試合全体を通してオフェンスリバウンドを取られ過ぎていたので、そこを抑えようというのが一番大きなところでした。加えて、残り2分の戦い方をどうするのかというのがありました。初戦は完全にコントロールすればいいところで焦ってシュートに行ってしまったり、単純なミスを犯したりというのがありました。結局、最後の2分半で相手に11得点与えてしまいましたが、そのうちの8得点がセカンドチャンスから、結局オフェンスリバウンドなんです。あとの3点はターンオーバーからの3ポイント。もちろん、浜松には執着心がありましたが、結局は、こちらのミス、自滅という形でした。ですから、2試合目に臨むにあたっては、ディフェンスリバウンドをしっかりと取るということと、勝っている状況で最後まで持って行って、残り2分間はストーリング、ゆっくりと攻めて誰にハンドルを握らせるか、それを課題にしていました。38分いいゲームだったでは仕方がないので、40分間戦うことを意識しました。
 次戦の京都というチームはハーフコートオフェンスが主で、どちらかと言うとスローなテンポのチームなので、相手の流れにならないように自分たちのアップテンポなリズムを出すことがポイントだと思っています。そのために、いま目標にしているのが100回の攻撃回数。これはかなり高いのですけれども、浜松との第2戦の攻撃回数は97回だした。アップテンポなリズムの浜松に対して97回だったので、スローテンポな京都と言うことを考えると、90回を超える攻撃回数は、しっかりと作っていきたいなと思っています。基本的にはシンプルに、ハーフコートにこだわらずやっていきたいと思います」

◎ジョシュ・ペッパーズ選手;
「開幕3連敗という難しい状況で迎えたホーム2戦目でしたけれど、ライジングには良いプレーヤーがいるので、みんながひとつになってプレーすることを意識していました。その結果、みんなが協力してプレーできたことが浜松との2戦目の大きな勝因だったと思いますし、1戦目に出た課題をしっかりと修正できたことが良かったと思います。ボールをみんなでシェア出来たことで、全員の動きが良くなり、1人、1人の得点が上がり、その結果の100点ゲームでした。2戦目のMVPを取れたのはみんなのおかげです。自分の中のリズムが良かったのもありますが、レジ―がいいスクリーンをしてくれたし、チームのリズムも良くなったので、自分のプレーも良くなったように感じています。
 自分がチームに合流したのは開幕まで間もない時期でしたが、仲西、竹野、加納とは以前ライジングにいた時に1年間一緒にプレーしていたし、ジュリアスとは、去年、滋賀で一緒だったし、レジ―のことは以前から良く知っているので、コミュニケーションを取ることは簡単だったし、チームに合わせることは難しくはありませんでした。これから、もっとコミュニケーションを良くして、もっといいチームにしていきたいですね。
 次に対戦する京都は良いチームなので、タフなゲームになることは間違いありません。京都はホームゲームですし、4連敗から脱しようと必死なって戦ってくるはずなので、自分たちは、それ以上の気持ちを持って戦わなければいけません。京都の対策をしっかりとやり、自分たちの良さも出せるように、しっかりと準備して、そして必ず勝ちにいきたいです」

◎竹野明倫選手;
「ホーム開幕戦の最後の大事なところで詰め切れずに勝ち試合を落としたというのは大きいですけれども、1試合目はシチュエーション的には完全に勝っていた試合で、トータルで自分たちの方がいいバスケットができていたので、負けを引きずることなく2試合目には臨めました。ただ、1試合目で何で負けたのかと言ったら、相手のオフェンスリバウンド。こちらがリバウンドを支配できなかったからというところが負けゲームにつながったので、2試合目は相手のオフェンスリバウンドのところを抑えるということだけを徹底してやりました。2戦目は、それが狙い通りにやれた結果の勝利だったと思うので、それをどの相手にでもやれるように、みんなに意識づけしたいなと思いますね。
 浜松戦に向けては、セットプレーをたようするというよりも、選手同士のアイコンタクトや、選手個人の能力を活かすようなトレーニングを重点的にやってきました。だからと言って、個の能力だけに依存してしまうのではなく、その部分は全体のバランスを見てコントロール出来る選手たちがライジングにはいるので、そういったスタイルが今年のチームに合っているように感じています。
 京都はハーフコートバスケットをしてくるので、そのリズムに合わせるのではなく、速い展開の、うちのバスケットをやることが大事だと思いますね。それとリバウンド。リバウンドを制すれば、おのずと速い展開に持っていけるから、そこを徹底して、速いプレーを出していかないといけないと思っています」

bjリーグ2012-2013 第4戦 福岡-浜松 ゲームレポート


【bjリーグ2012-2013 第3戦】3分間の教訓

121027_01.jpg bjリーグ2012-2013第3戦
ライジング福岡vs.浜松・東三河フェニックス
日時/10月20日(土)19:00
場所/九電記念体育館
結果/福岡 72-76 浜松

取材・文・写真/中倉一志

 アウェイで迎えた2012-2013シーズン開幕戦で、ライジング福岡は、90-75、81-64のスコアで島根に連敗。スコアが物語るように、ライジングの持ち味である攻撃力を発揮することが出来ずに敗れた。その要因を金澤HCは次のように話す。
「ただ形だけを整えて島根戦を迎えてしまった。試合の中で形は出たけれども、それは中身のない表面的なもの。その形を追い求めたために選手たちが持つアップテンポで、リズムに乗ったらドンドン攻め上がる本来の特長を消してしまった」
 その問題を解決するために手を加えたのはスペーシングの取り方。形にとらわれるのではなく、選手個々が持つ能力を前面に押し出して戦う方向へと修正した。その狙いは「ワンオンワンやツーメンゲームのところで、単純にやりやすくしようということ」(金澤HC)。そして、1946人が足を運んだ九電記念体育館で、ライジングは浜松とのホーム開幕戦を迎えた。

 その狙い通り、ライジングは開幕戦とは違ったリズムで試合を進める。連携面では、まだ不十分な部分も多く、守備でファールを重ね、オフェンスリバウンドでは浜松に大きく遅れを取ったが、攻撃でリズムを刻むライジングのバランスは崩れない。引き離されそうになるところで我慢を重ね、ボールをシェアして、それぞれの選手がまんべんなくポイントを重ねて浜松についていく。第1Qは22-27。第2Qに入り、一時は22-30と離されかけたが、ゼ―ン・ジョンソンが3Pシュートを2本連続で決めて喰らいつく。そして、第2Qを終えてのスコアは41-42と1点差。第3Qを57-57の同点で終えた。本来のリズムを取り戻しつつあるライジングと、チャンスはありながらライジングを突き離すことが出来ない浜松。ともに我慢をしながらの試合になったが、どちらかと言えば、思惑通りに試合を進めていたのはライジングだった。

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 そして先にしびれを切らしたのは浜松。運動量が目に見えて落ちてくると、プレーの正確性に欠け、インサイドに全く入ってこれず、リバウンドでの優位性も消えた。一方、ここが勝負どころとばかりにポイントを重ねるのはライジング。会場のブースターの声援に押されながらポイントを重ね、レジ―・ウォーレンの連続ポイントで72-63とリードを広げる。残り時間は3分。「これで行ける」という空気が、チームにも、会場にも、広がっていく。だが、バスケットは最後まで何が起こるか分からない。そして、ライジングはそれを実感させられることになる。

 その原因は、つまらないミスを重ねてしまったことと、再びオフェンスリバウンドを制されてしまったことだった。まず、2つのターンオーバーから72-67と5点差に歩み寄られると、大口真洋(浜松)に4ポイントプレー(3ポイント+バスケットカウント)を許して1点差。そして、さらにターンオーバーから2点を失って72-73と逆転されると、その後もミスが続いて最終的に72-76のスコアでゲームを落とした。肝心なところでのターンオーバー3つに加え、逆転を許すまでに与えた10ポイントのうち相手のオフェンスリバウンドから生まれた得点が8。大口のプレーも、自陣リング下での攻防で、オフェンスリバウンドを制されてことで生まれたプレーだった。どこかで、少しだけ注意深くプレーしていれば…。仲西淳は次のように試合を振り返った。
「ゲームの終わらせ方をチームとして、もっと詰めていかないといけないと感じている。最終的に1点でもいいから上にいないと勝てないし、ずっとリードしていたとしても、最終的に1点下回れば、それは負けでしかない。チームとして勝利を手繰り寄せられるように、スマートに頭を使って、最後まで気を抜かないでフィニッシュしなければいけないと感じた」(仲西淳)

 悔しさが残る敗戦。しかし、その一方で、ライジングらしいリズムでプレーする時間が増えたことや、外国籍選手たちとの連携も高まりを見せつつある等、チームが確実に前に進んでいることが感じられた試合でもあった。「ポテンシャルを秘めているチーム。噛み合えば凄いチームになる」という金澤HCの言葉は決してブラフではない。そのためには、まず1勝。ライジングはホーム開幕戦第2戦で、今シーズン初勝利を狙う。

bjリーグ2012-2013 第3戦 福岡-浜松 試合終了後の両HCのコメント
bjリーグ2012-2013 第3戦 福岡-浜松 試合終了後の選手コメント


【bjリーグ2012-2013 第3戦】試合終了後の選手コメント

bjリーグ2011-2012 第3戦
ライジング福岡 72-76 浜松・東三河フェニックス
2012年10月21日(日)九電記念体育館 19:00 tip off

仲西淳選手;(ライジング福岡)
Q:試合を振り返って
「リードされながらも我慢して、ベンチから出てきた選手も活躍してくれたと思います。我慢をしながら逆転に成功して、第4Qの残り2分位までリードをしていたのですが、ゲームの終わらせ方をチームとして、もっと詰めていかないといけないと感じています。最終的に1点でもいいから上にいないと勝てないし、ずっとリードしていたとしても、最終的に1点下回れば、それは負けでしかないので、チームとして勝利を手繰り寄せられるようなバスケットを、スマートに頭を使って、最後まで気を抜かないでフィニッシュしなければいけないと感じた試合でした」

Q:残り3分で逆転を許した理由を、どのように捉えていますか?
「自分たちがスコア出来なかったというよりは、簡単なミスから相手にレイアップを決められたり、1本のリバウンドを取られて決められたりとか、本当に小さいところなんですけれども、その小さいところが結果につながってくるので、こういうクロスゲームの時は、余計に集中して、ひとつのリバウンドだったり、1回のディフェンスにこだわっていかなければいけません。それが結果として出てくると思います。最後の時間は、自分はファールアウトして外から見ていたんですけれど、ちょっと気が抜けたように感じました。バスケットは残り1秒まで分からないスポーツなので、それをみんなで再確認して、全員で集中して、全員で勝利をもぎ取らないといけません。今日のゲームは、全員がそれを感じたと思うので、それを次につなげたいと思います」

Q:今後、どのようなバスケットをして勝利に結びつけたいと思っていらっしゃいますか?
「最後の終盤の場面なんですけれども、一番大事なところでミスしてしまうことによって相手にチャンスを与えてしまいましたし、つまらないミスが2つ、3つと続いてしまったことが今日の結果だったと思いますし、バスケットは個人スポーツではなく全員でやるスポーツですから、そこの部分での全員の意識を高めないといけないと思います。それができれば勝利が近づくんじゃないかと思います」

Q:全員でプレーするというところで、キャプテンとして仲西選手は、どのような役割を果たしたいと考えていますか?
「自分はベテランと呼ばれる年齢なので、チームをまとめるという役割が一番ですが、コミュニケーションの部分でチームが一丸と慣れるように率先して行動したいと思っています。HCも常に『トーク』という言葉を使っているんですけれども、練習中から、選手たちの話をしながらチーム力を高めていかなければならないので、そこが仕事かなと思っています」

竹野明倫選手;(ライジング福岡)
Q:試合を振り返って
「間違いなく勝ちゲームだったと思うんですけれども、残り2分、自分たちが勝っているという状況で、どうやったら、そのまま勝ち星を撮れるかということを、チームとして学んでいかなければいけないと思っています」

Q:3試合を終えて、外国籍選手との連携という意味ではいかがでしょうか?
「徐々に良くなってきています。ただ、100%のコンビネーションができているかと言ったら、そうじゃないと思うし、これからの練習、試合を重ねながら、もっといいコンビネーションを作っていかなければいけないと思っています」

Q:過去2戦と比較して、良くなった部分も、引き続き課題として残っている部分もあると思うのですが、それぞれ教えていただけますか?
「良くなったプレーでいうと、全員がアグレッシブに、積極的にリングに向かってプレーできたというところですね。1戦目、2戦目の島根とやった時は、どちらかと言えばセットオフェンスをガードがコールしてやっていたんですけれども、結果として、チームがリズムに乗れなかったし、少し重たい感じになったので、今週の練習ではコールをあまりしないで、自分たちのフリーの中で、誰がどういうプレーができて、誰と誰がコンビネーションがいいかというのをやってきました。そういう意味で言うと、今日は試合の流れはライジングらしいリズムが出来たので、そこは良かった点かなと思います。引き続き残ったのはリバウンドですね。オフェンスリバウンドを相手に取られ過ぎたので、明日は、そこをしっかりと抑えなければいけません」

Q:第3Qでは外国籍選手がオン・ザ・ツーになりますが、そこでのチームとしての戦い方であったり、手応えであったりは、どのように感じていらっしゃいますか?
「日本人が3人出る時間帯なので、日本人が積極的にリングにアタックして、シュートも自信を持って打つとか、日本人が3人出ているからこそ、展開を速く、セットオフェンスをせずに、どんどん、どんどん前にボールをプッシュして、速い展開に持っていくということを今週1週間、練習してきました。そこは島根戦よりも、いいリズムでやれたと思います。ディフェンスという意味では、最初はゾーンで守っていたんてすけれども、それだと上から決められてしまうので、しっかりとマンツーマンで守って、ミスマッチが出来た時は周りでカバーしながらやっていましたが、先週よりも、いい感じでやれたと感じています」

Q:今日はお客さんもたくさん入って、いい雰囲気の中でのゲームだったと思います。
「そうですね。最後は落胆させてしまいましたが、自分たちが負けたからああいう感じになるのは当たり前なので、今度は大勢のお客さんの前で勝ち試合を見せて、最後に盛り上がって終われるように頑張りたいと思います。まずは明日、勝つしかないと思うし、今日やれることをしっかりとやって、明日に備えたいと思っています。1回、勝てば、自分たちのバスケットや、勝ち方が分かってくると思っています」

bjリーグ2012-2013 第3戦 福岡-浜松 試合終了後の両HCのコメント
bjリーグ2012-2013 第3戦 福岡-浜松 ゲームレポート




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